2020年11月25日
こんにちは、軽井沢風越学園です。
気づけば来週から12月。春からあっという間に季節が巡ってきた気がします。
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かぜのーと 第43号(2020年11月25日発行)
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【1】「子どもによる「自分プレゼン」 〜自分の言葉で 自分を語る〜」井上 太智
【2】「なんだか森が足りないな。そうだ…。」本城 慎之介
【3】「かざこしミーティング」のこと
【4】「あなたはまだ、知らないかもしれない。」臼田 亜由美
【5】 今月のWebかぜのーと更新情報
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【1】風越のいま
「子どもによる「自分プレゼン」 〜自分の言葉で 自分を語る〜」井上 太智
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今年度も折り返しを迎え、10月の最終週に風越学園で初めての三者面談(幼稚園は保護者とスタッフの二者面談)が行われました。
1年生以上の面談のメインは、子ども自身が風越で過ごしてきた経験を語る「自分プレゼン」です。この自分プレゼンが、子どもたち、保護者、スタッフにとってどんな時間になったのか、これからどんな風になっていくといいかなということを振り返りながら考えているところです。
僕が面談の準備を始める前に改めて読んだのが、うまっちの「その人らしさが、より浮き上がるように」の記事。
今までの経験(僕は中学校勤務でした)では、短い面談時間の中で「これはできている」、「これはもう少し」というようなことを、伝える面談を多くしてきていたのが本当のところ。
子どもたちの中にも、面談と言えば、先生から学校での様子を伝えられる場という経験を積み重ねてきた子少なくない様子で、「ねぇねぇ、面談って何言われるの?怒られる?」なんていう面談前によくやりとりされる質問が、風越の中でも聞こえてきました。
でも、うまっちが記事の中で書いてくれた「自分のものさしをつくる」ということが、面談の大きな役割であり、目標の一つです。だから、「え、風越では語るのはみんなでしょ?」と返し、「あ、そっか!よかった!」と笑いあっていました。
続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/14884/
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【2】この地とつながる「なんだか森が足りないな。そうだ・・。」
本城 慎之介
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8月の下旬、森の案内人の三浦豊さんに風越の森をスタッフと一緒にゆっくりと案内してもらいました。その時間がとてもいい時間だったんです。
日常的に見ている景色、一本の木や草、一枚の葉が、それぞれの物語を持っている。その日からより色鮮やかに見えるようになりました。参加したスタッフも同じような思いを持ったようで、その翌週は、森に子どもたちを誘うスタッフがけっこう多かった。
「なんだか森が足りないなぁ。」という感覚は薄っすらとありました。それは僕自身の生活にも、風越学園にも。でも、どうしたらいいかなと。(ここの部分の背景、もう少し書きたいなと思うけど、ちょっとまた別の機会にします。)
森は「ようこそ!」という感じで、いつでもどんな人でも大歓迎してくれるようなところではありません。ツキノワグマだったり蜂だったり、付き合い方を間違うと危険な生き物もいます。うっそうとした森の中に足を踏み入れるのは、大人でも怖いですよね。だから、「森に行こうぜ!」と強く誘う感じはちょっと違う。どうするともう少し森との距離がいい感じになるだろう…。
続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/14808/
関連記事「もし、僕が「森の中で何が育つの?」と聞かれたら。」もどうぞ。
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/14771/
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【3】「かざこしミーティング」のこと
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6月から始まった風越学園の子どもと大人が集う月1回のかざこしミーティング。
ちょうど学校訪問に来ていたファシリテーターの青木将幸さん(学校の評議員でもある)による見聞録をお届けします。
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青木 将幸「かざこしミーティング 見聞録」
朝、軽井沢風越学園(以下、かざこし)につくと、登校したての子どもたちが集まっていた。秋は深まり、紅葉も始まり、けっこう気温も下がっているというに、すでに上着を脱ぎ捨てて、サッカーをしたり、鬼ごっこをしていた。「今朝は、みんなで、かざこしミーティングの日だよ」と誰かが教えてくれた。おぉ!ラッキーだ。僕は、かざこしの子どもたちが、どんな風に話しあっているのかを見たくて軽井沢までやってきたのだ。
僕の名前は、青木マーキー。兵庫県の淡路島に住んでいて、ミーティング・ファシリテーターという仕事をしている。ようは、会議の進行役だね。家族会議から国際会議まで、いろんなサイズの会議や話し合いを進めている。コロナになってからは、オンライン会議が増えたけど、最近ぼちぼち「リアル会議」も復活してきた。
この日は午後から、風越学園の理事会・評議員会というのがあって、その進行をするためにやってきた(僕自身も評議員をつとめています)。でも、僕はまだ、子どもが生活しているかざこしを見ていなかったので、前日入りして、朝の登校風景を楽しみにしていた。かざこしの1日は、どうはじまるんだろう?
続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/insight/14594/
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関連記事「第3回、第4回かざこしミーティング〜試行錯誤を経て、気づいたこと〜」もどうぞ。
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/14658/
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【4】風越のいま「あなたはまだ、知らないかもしれない。」
臼田 亜由美
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最近、かぜのとおりみち惑星(ホームとは別にある年齢や発達段階の近い子どもたちのグループ。3つの惑星がある)の17名は勢いに乗っている。
かぜのとおりみち惑星が出来た3ヶ月前、先住民のりりーとユーミンの提案に対して、ヤダヤダ星人なんじゃないかと思うくらい「ヤダ」を連発していたのに、今や「いいじゃん」「やってみようよ」「イエーイ」という言葉がよく出てくるイエーイ星人に変化しているのだ。その変化は、主張と協調、安心、達成感から起きているように思う。
地球に生まれて4・5年の地球人たち。どうやらすでに勝ち負けの負けや否定されること、ネガティブなことが起きることがイヤだという感情があるようで、そこに対して、向き合えず逃げる、相手に合わせる、そんな姿が見られた。決して悪いことではないし、身を守る1つの手段だからいいけれど、いいじゃん、ここ惑星じゃん、場所も自分自身も開拓して惑星人になろうよ、という気持ちになる。
そこで、先住民(ユーミン)から、「ヤダっていう気持ちも大事だけど、1回はやってみよう。そこでやってみて、どうしたいか考えよう。だから始めの言葉は『ヤダ』じゃなくて、『やってみよう!』だね。」と1つ提案してみた。
続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/14846/
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【5】今月のWebかぜのーと更新情報
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「リソースセンター?リエゾンセンター?」辰巳 真理子
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/14692/
「一人ではじめたことが『一緒にやんない?』で広がってうれしいー ケンスケ」本城 慎之介
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/sessions/14712/
「世界を知ってほしい。だから、まずは自分自身の世界と出会ってほしい。ー 坂巻愛子」本城 慎之介
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/sessions/14786/
「わくわく星 湯川ふるさと公園の旅」斉土 美和子
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/14823/
「田んぼには、普段感じることのない「?」がいっぱい。」斉土 美和子
>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/14873/
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(あとがき)
来週から年内にかけて、子どもたちに続きスタッフの面談が行われます。
面談の事前準備として、”自分自身の「専門性の発揮」と「風越の文化への貢献」についての軸について考え、「わたしは、今、どこにいるか。」「わたしは、これから、どこに向かおうとしているか。」の2つの問いについて思いを巡らせてください。”とのこと。
本城や岩瀬からは、それぞれのスタッフがどこにいると見えているか、またどこに向かってほしいと願っているかについて共有があるそう。
私からも、本城と岩瀬がどこにいるように見えるか、どこに向かってほしいかお伝えしようかな。
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発行元 学校法人軽井沢風越学園
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