風越のいま 2023年8月24日

自転車漕いで、未知と出会う

かぜのーと編集部
投稿者 | かぜのーと編集部

2023年8月24日

2021年度から始まったアドベンチャーカリキュラムでは、「未知の自然・経験と出会う:アクティビティベース」(登山やロッククライミングなど)、「未知の私たちに出会う:リレーションシップ ラボ」(ホームやラーニンググループで取り組む活動)に加え、7年生と9年生が「未知の私と出会う:セルフディスカバリー」の3つを経験する機会をつくっています。

2023年6月5日(月)〜9日(金)に実施した9年生のセルフディスカバリーを企画担当した甲斐崎(KAI)と今年度も協力してくれた「みなみあいき冒険キャンプ」の青木大樹さん(ひろき)本城が聞きました。

チャレンジ バイ チョイスを超えて、自分をつくる

本城

セルフディスカバリーのプログラムは去年が初挑戦、今年が2回目でしたね。去年の挑戦を経て、今年もコースや日数はおおきく変えずに軽井沢から直江津まで210km、自転車で4泊5日。その背景や思いから聞かせてもらえますか。

甲斐崎

そもそもセルフディスカバリーというプログラムをやろうと考えたのは、子どもたちにもう少し負荷を与えたいなという思いからです。それには長期の遠征が必要だろうなと考えて、しむけん(日本アウトワード・バウンド協会 (OBS))にOBSがやっているセルフディスカバリーを学校でやることができるかと相談し、「風越学園〜日本海まで210キロを自転車で行く」というプログラムが昨年度できあがりました。

そこに「仲間と一緒に」という要素をいれたのは、風越にはチームで協同して何かを「する」体験はあっても、「乗り越える」体験があまりないので、それをどこかでできるといいなという思いがあって、長期の遠征の中で寝食を共にするセルフディスカバリーがぴったりかなと考えました。

本城

負荷がかかることと、チームで乗り越えられること。どうしてKAIさんは風越の子どもたちにはそれが必要だと思ったんだろう。

甲斐崎

風越学園って、プロジェクトアドベンチャーで言う「チャレンジ バイ チョイス」がすごく大事にされていて、自分でチャレンジを選べることが多い。それは逆に言うと、負荷を自分で設定できるし、逃げようと思えば簡単に逃げられるということです。仲間と協同する機会も多いけど、協同したくないって思ったらすぐ逃げられる。だから、本当に切羽詰まって自分に突きつけられる課題、この場をどうしていこうって、真剣に自分(たち)で考えるという経験が必要なんじゃないかなっていうのをすごく感じていました。

あと、今年もセルフディスカバリーをやろうと決めたときに、自分たちで食材調達したり食事も作ってキャンプしながら行くというのは、捨てられないなという思いはあったかな。

本城

それはどうして?

甲斐崎

風越が大事にしている「つくる」というところとも繋がるんですが、自分たちでプログラムをつくる、その中で生活もつくる、チームもつくる。さらに言うと、自分のチャレンジもつくるみたいなことは、 大事にしていきたいなという願いがありました。

本城

実際、子どもたちはどうやって生活をつくっていくのかを、この4泊5日の中でやりながら学んでいるところがありましたよね。初日はパエリアを作って大変で、3日目とか4日目は具沢山のインスタントラーメンにしようみたいな姿もありました(笑)。

それはやっぱり自分たちで食事をつくるっていう機会がないと学ばなかったことだし、出発時間を各グループごとに決めたり、どう一日過ごすか計画を自分たちで立てることで、よりこの4泊5日が子どもたちの手元にあったなという感じはしたな。

甲斐崎

何をするのか、どう過ごすのか。全部自分たちに還ってきますからね。


本城

ヒロキはどうですか?

青木(大)

自転車のいいところって、登山とか沢登りよりも日常に近いものだというところだと思うんです。普段、自転車に乗る子、乗らない子というのはあると思うけど、一般的に自転車って身近なものじゃないですか。 しかも、その身近なものである自転車を頑張って毎日漕げば、日本海にまで行けちゃうわけですよ。もちろん僕ら大人が安全管理もしたし、サポートもしたけど、 物理的には自分(たち)の力でできる。それって、すごく子どもたちにとってリアルなものになりますよね。それが、何年か経って反芻した時に、あの時あんなに頑張ったんだなっていうのが、すごくじわっと何度も噛み締められる体験になるんじゃないかなと思いますね。

甲斐崎

自力でいったっていう感覚が、自転車には絶対あるよね。少しずつでもいいから漕いでれば必ず着くんだというのも体感できる。 実際、セルフディスカバリーが終わった後に、自転車でもっといろんなところに行きたいと言う子が結構いたり、自転車を作りたいという声もあったりしました。

本城

自転車って、進む方法を選べる。上り坂を降りて押して進むもあるし、下り坂は乗って進むということもできる。 進むということへの向き合い方に選択肢があるっていうのも、他のアドベンチャーとは異なる点かもしれないですね。

未知の自分自身と仲間に出会う

本城

ヒロキをはじめ、たくさんのプロの方の協力の中で2年間やりました。もちろん、去年と今年の違いはあると思うんですが、 子どもたちはセルフディスカバリーで何を経験したり、何を学んでいると二人は見ていますか?

甲斐崎

今年は自分の秘めている力に気づいた子がとても多かったんじゃないかなと感じています。例えば、うちのグループだと特に女の子がフィジカルの部分で、こんなに自分に力があるんだと感じたと思う。風越は体を鍛えるような時間が多くある学校ではないから、初めて自分のフィジカル面の壁に直面して、初めてどうしようって考えたし、何度も打ちのめされたと思う。でも結局、山を登る場面でも誰も一度も自転車を降りることなく、登りきったんですよね。

本城

それは、降りないって自分で設定したチャレンジだったからやりきれたんでしょうね。

甲斐崎

私はできるという自信というか、自己への信頼みたいなものに気づいたところがすごく大きかったんじゃないですかね。 それは、自分の力もあるし、グループの力もあったと思います。

もう1つ、子どもたちがいつもよりよく喋るんですよ。思いの共有や体験の共有をするときに、つい自己開示してしまうみたいな、そんな雰囲気や力がアドベンチャーの中にはあるんだなと改めて感じました。体験が強烈なだけに、それは思わず出ちゃうんだろうけども、僕自身もだし、同じグループの子どもたちも、「〇〇ってこんなに喋るの」とか、「〇〇っていつもこんなこと考えてるんだ」とか気づいたところがすごくあったと思うんですよね。


本城

自分のことだけではなく、他者のことも発見した。

甲斐崎

発見しましたね。僕自身の話で言うと、子どもたちのことが見えてなかったんだな、見てなかったなっていう反省はありましたけど、ほんとに素が出るっていうか、 本来のその子が出てくるみたいな時間がすごく多かったように思います。

本城

ヒロキから見てどうですか。

青木(大)

僕は、普段の学校での子どもたちの様子はわからないけど、多分風越の子どもたちは、自己判断とか自己決定がよくできる子どもたちだと思うんですよね。なので、自分の能力の範囲の中で、やる・やらないだったりで、自分のちょっと上の目標を設定して、それを超えてくみたいなこともできてしまう子どもたちだと思うんです。

ただ、このセルフディスカバリーでは、完全に大人たちが定めた設定、ここまでゴールしなきゃいけないとか、この峠を登りきらないとキャンプ場に着かないとか、そういうものがあった。そこで自分たちの想像や能力を明らかに超えたところのチャレンジが一人ひとりにあったと思うし、そこには本来冷静になれば、できません、ちょっとこれはやらないですって、普段の彼らなら言うのかもしれないけど、そう言わない何かがあった。

甲斐崎

そうそう。

青木(大)

やりたいのか、どうしてもやらざるを得なかったのか、真に迫る何かがあったのか、真相はわからないんですけど、そこに仲間の表情だったり、自分のプライドだったりがあって、普段だと超えない壁を超えていく感じがあったんじゃないかと感じています。

本城

超えてみようと思ったり、ついつい超えてみちゃったりする感じが子どもたちにあったよね。今年、誰も搬送車にも乗らなかったもんね。

青木(大)

うちのグループは、最初に集合した時からとにかくみんなモチベーション高かったんですよ。体力的には自信はないけど、絶対諦めないでやるって。初日の湯ノ丸高原への長い上り坂でその気持ちが砕かれる子もいたんですけど、そこでもネガティブにならないというか。多分、もう自転車降りようかな、搬送車乗ろうかなっていう葛藤がある子もいたと思うんですけど、 みんな登り切った。辺りが真っ暗になるまで自転車を押して歩いて、登り切って涙しちゃうぐらいの感極まる何かが、普段越えられないものを超えた何かがそこには確実にあったんだろうなと思います。

甲斐崎

今年は、google map(スマホ)の使用をナシにしたことも大きかったと思います。去年は、スマホを持っている人任せになってしまう姿も見られたけど、今年はみんなで頭を突き合わせて真剣に考えていました。



本城

子どもたちは、事前に地図を見ていたのかな?

青木(大)

結構見てたんじゃないかな。うちのグループのキヨは、自分が担当する日のルートは事前に確認していたみたいで、googleストリートビューで曲がる信号交差点のスクリーンショットを撮っておいたみたいで、 絶対ここって。

本城

事前に準備してたんですね。

青木(大)

もうちょっと時間あったら全日程やろうと思ったんだけどって言っていたけど、そこまでやられちゃったら、、、

甲斐崎

それはずるいな(笑)。

青木(大)

でも途中で、「それが生命線になっちゃうよね」って言ってましたよ。もしキヨが事前に調べてきたものが間違ってたらどうするって。

本城

ルートがみんなのものになってたよね。

甲斐崎

日毎に責任者はいたんだけども、その子は提案者であって、決定するのはみんなでやる。間違ったらどうしようという緊張感もすごくあったし、だからこそ生まれるものもありましたね。

本城

今年も“ちゃんと”道を間違ってましたからね。

甲斐崎

間違えてましたね。エラーが起こった時にどうするかっていうのがまた面白いんですよ。

絶対誰か私のことを思ってるし、私もメンバーのことを思ってる

本城

負荷がかかって、つい力を発揮しちゃった、超えちゃった、やるって決めちゃったという経験の中で、学ぼうと思って学んでるわけじゃない、学んじゃった何かがあったよね。

青木(大)

僕のグループは、1日目の長い上り坂は、結構それぞれに頑張っている感じだったんですよね。体力に余裕がある人はキツそうな人のことを気にはかけてるけど、じゃあ具体的にどうすることがいいことなのかがわからないし、大丈夫?って声はかけるけど、まだグループとしての気持ちが1つにはなりきらないというか。でも、3日目の菅平からの下り、あそこはすごい危ないゾーンなんですが、そこで、グループとしてぎゅっとなった感じがあったんですよね。

危ない道なので、 こういう時は一旦止まってやり過ごそうとか、道もガタガタしてるから後ろの人に伝えてあげようとか、グループの距離が離れると危ないからこういう順番がいいよというようなことを、事前に僕からアナウンスして、でも、あとはもう子どもたちに任せたんですよ。そしたらすぐ、完全にそれをやってくれて。本当にインストラクターいらずっていう状態で下っていった。

みんなすごく集中もしていたし、僕はよく「 自分だけが心地よく走ってても、他の人は怖いかもしれないし、自分が転んじゃったら後ろの人を巻き込んでしまうかもしれない。自転車って一見それぞれに走ってるようだけど、 お互いの命を背負ってるんだよ」ということを言うんだけど、あそこの下りは、すごくリアルにそれをそれぞれに感じて捉えてくれていたみたいで、声掛けだったり、お互いの距離感だったりっていうのを、みんなが意識した自転車走行でした。

そこからグループが変わっていった感じがあって、本人たちも「普段とは違う関係性だよね、これ」って言ってましたね。

甲斐崎

うちのグループは、3日目まで離れないでみんなで一緒に走っていました。それで、自分たちは何を学んでこれから何が必要かみたいなことを、毎晩振り返る。体験を共有する、思いを共有するっていうことをひたすら繰り返してたんですよね。僕としむけんがファシリテートするんじゃなくて、子どもたちがファシリテートして、子どもたち自身で勝手にひたすらそれを繰り返す。

3日目なんて、走ってる途中で振り返りを始めたんですよ。信号で止まってる時に「はい、やります」って。俺としむけんは後ろで、「え、何が始まったの?」みたいな(笑)。結局20分ぐらいそこで今思ってることや感じていることを共有していました。

あの子どもたちの振り返りは、体験学習サイクルに則って振り返りをするという感じではなくて、今感じてる思いをただただ出して、次からこういう思いでチャレンジするみたいなことをみんなで共有する感じでした。それを繰り返してるうちに、 すごく仲がいいという感じよりは、通じ合う感じになってくるんですよね。

そうして迎えた4日目。バラバラになったんですよ。 走りたい人はどんどん走っちゃうし、ゆっくりの人はゆっくり走る。だけどね、全然バラバラになってる感じを僕は感じなかったし、子どもたち自身もそうじゃなかったって言うんです。一人で漕いでるんだけど、絶対誰かは私のことを思ってるし、私もメンバーのことを思ってる。 自分への気遣いと他者への気遣いが一人ひとりの中に生まれてたんじゃないかなっていうのはすごく感じました。

甲斐崎

印象的な言葉もいくつかあって、バラバラに走った4日めの振り返りでセツが、「1日め、2日めは、ゲーム(みんなでしりとりをしながら走ることもあった)を介してできていたことが、4日めの今日は自然とできていた」って言ったんです。つまり、あの時は意識的にみんなでくっついたり、みんなで楽しもうというのをゲームを介してやっていた感じがしたけども、今日は何もしていなかったけどもそれが自然とできていたって。

あともう1つはマユの言葉なんですけど、うちのグループはコウタロウがみんなをまとめてて、みんなの背中を押すような感じのすごくいいファシリテーターをしてくれていたんだけど、 4日目の振り返りの時に、「うちらのグループって、コウタロウに任せてしまっているけど本当にそれでよかったのかな」ってマユが言ったんです。マユはなんでそんなことを言ったのかというと、コウタロウ自身のチャレンジができてないんじゃないかっていうのをすごく心配してたんですね。普通だったら、「コウタロウありがとう」でおしまいなんだけど、コウタロウ自身が本当にやりたいことを我慢してやってるんじゃないかって。しかも、思うだけじゃなくてその場で言うんですよ。そうやって気遣ってあげることができるってすごいなって思うし、それを言えるような関係性になったんだって感じた出来事でした。

本城

3日目の夜も似たようなやり取りがあって。マイペースで走れてるかどうかみたいなことを話している時に、コウタロウが「マイペースでやれてる」って言ったら、「嘘でしょ!みんなのペースに合わせてずっと漕いでるじゃん」と。だからそれはマイペースじゃないでしょうとか、チャレンジできてないでしょうっていうやり取りをしていましたよ。

甲斐崎

そのやりとりがあったから、4日目はバラバラに自分のペースっていうか、自分のチャレンジで走ったのかもしれないですね。アオコやコウタは絶対足つかないって、ずっと自分のペースで走ってたし。でもそれは、全然勝手なことをやってるっていうわけじゃなくて、それぞれのチャレンジを認め合っている、そういうところがあったのかな。

コウタロウは、その中でもメンバーの間を行ったり来たりしてましたけどね。 レイくんのことが心配で、何度も何度も先頭と後方の間を往復してた。でも、彼はそれが自分のチャレンジなんですよね。走るというパフォーマンスではなく、グループのメンテナンスをすることが今回の彼のチャレンジ。多分、セルフディスカバリーに行く前から考えてたんだと思います。だけど、それをマユが心配してるっていうのもいいですよね。

本城

ヒロキのところは、振り返りはどうでしたか。

青木(大)

KAIさんのグループと表面的には違うことが起きてるんですけど、出てくる言葉は同じで。他者に対する言葉、相手がどう思ったからこうだったとか、ああいう風にしてくれてすごい良かったとかっていうことが多かったですね。

本城

振り返りの時間が、次の日の走りというか、子どもたちの動きにすごい大きな影響を毎日毎日与えていたし、その振り返りを子どもたち自身で進めていて、大人の介入は必要なかったなっていうくらいでしたよね。子どもたち、逞しかった。

最終日、ゴールの日本海で。


編集後記(甲斐崎)

5日間の走行記録:総距離217km、獲得標高4194m

5日間でこの距離は、自転車好きにとってはそんなに大したことはないのかもしれません。でも、自転車好き、冒険好きの子どもたちが集まる民間の冒険教育団体が行うアドベンチャープログラムと、学校が行うそれとは大きく違うところがあります。それは、やりたくない子もいるってことです。前者が期待と興奮でその日を迎える子ばかりなのと対照的に、後者は不安と葛藤を抱えてその日を迎えている子がいます。学校の授業であるという強制力は、チャレンジバイチョイス(チャレンジのレベルを自分で選べる)があるといえど、一歩踏み出せば、いやでも自分と向き合い、「自分はできるか、できないか」を真剣に考えることになります。不思議なもので、始める前は「疲れたら自転車押せばいいや」、「歩けそうになかったら車に拾ってもらえばいいや」と考えていた子どもも、いざ困難な場面に直面すると、思いがけない力を発揮するものです。未知の自分に出会うことになります。仲間の力も大きく、知らなかった仲間の一面を知ったり、新たな関係性を築いたりすることができます。

もう一つ大きく違うところは、学校のアドベンチャープログラムには、その前後に同じメンバーで過ごす「日常」があるということです。知っている仲間だからこそ、チャレンジしているその姿に心が動いたり、ハッとさせられたり。プログラム後の日常で、この共通体験が生かされる場面はたくさんあります。この時の楽しさ、辛さを共有できているということは、何かまた大きな壁が目の前に訪れた時、「このメンバーならやれる!」という自信につながります。それはたぶん、卒業した後もずっと残っていくのだと思います。



このセルフディスカバリーは、日本アウトワード・バウンド協会の志村誠治さん(しむけん)、みなみあいき冒険キャンプの青木大樹さん(ひろき)、ウィルダネス・ファシリテーションの河合宗寛さん(ムネ)、
玉川大学リベラルアーツ学部の平田隼輔さん(タスケ)、中崎芽生さん(めい)、同卒業生の加藤愛琳さん(まりん)のご協力をいただき実現することができました。また、レンタルバイクや修理パーツの提供に、RideTown KARUIZAWAの橘祐治さんに多大なるご協力をいただきました。心より感謝いたします。

#2023 #9年 #アドベンチャー

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かぜのーと編集部です。軽井沢風越学園のプロセスを多面的にお届けしたいと思っています。辰巳、三輪が担当。

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