2021年6月17日
風越ノート「問いの地図」となって手元に返ってきた自分たちの「問い」。しばらく経って戻ってきたものを読み返すと、「問い」をつくった時とはまた違う手触りを感じる。その時々で感じ方も変わっていく「問い」を、もう少し味わいながら付き合っていきたいなということで、馬野(うまっち)・山﨑(ざっきー)で往復書簡的にやり取りを重ねていこうと思いついた。
この「問い」は、暗闇の森の中を進んでいくためのランタンのようなもの。きっと風越では一人ひとりがランタンを持ち、暗闇の森を歩いている。それはホタルが光りながら舞っているよう。そのイメージを思い浮かべると、みんなと繋がっている感じがする。
今回の往復書簡はここまで。この往復書簡は、1通300字以内という制約を設けるということもアイデアの1つでした。文章を書き直すことが促され、「どう言い表すのか」に焦点を当てやすくなった気がします。結果として問いを手元に引き寄せられたような。
その時は確かに考えてみたいと思って立てた問いも、日々の中で手元から離れていきがち。しばらくの間は往復書簡を通して握り直しつつ歩いてみようかと思います。