2021年4月18日
第三週。
3歳児11人と冒険へ。
ふきのとう、トゲトゲの木、草むら、笹藪、工事しているおじさん、上り坂に下り坂、倒木、紫の花、たんぽぽ、入ってはいけませんの看板、泥、岩、石、冷たい川の水…。11人が出会ったものは、それぞれ。同じ体験なんてものはない。
よく泣く。転んで泣く。トゲトゲが怖いと泣く。登れなくて泣く。水筒が汚れたと泣く。靴が脱げて泣く。よく分からないけど泣く。そしてそのうち泣き止む。
他の人が帰っても、「もうちょっと」とダイセイ、カン、ミノリは遊ぶ。風越に戻ってからも「もうちょっと」とミノリは着替えずに濡れたまま外で遊び続ける。
遊びの余熱の「もうちょっと」。そのままそばにいたい。
(#300文字作文)
何をしているのか、何が起こっているのか、ぱっと見てもわからないような状況がどんどん生まれるといいなと思っています。いつもゆらいでいて、その上で地に足着いている。そんな軽井沢風越学園になっていけますように…。
詳しいプロフィールをみる