だんだん風越 2020年4月10日

遅番うろうろ「そこにあることを感じつつ、」

片岡 利允
投稿者 | 片岡 利允

2020年4月10日

どうも、こんにちは。

4月1日から早番・遅番・オンラインの3チームに分かれて勤務しているぼくたち。早番の岩瀬さんから「どうしても遅番の様子がわからない。どなたか、今日遅番をうろうろして記事書いてくれませんかー」という投げかけに、思わず「やってみたい!」と手を挙げてしまったとっくんです。ぼくからは、遅番の様子と感じていることをお伝えしていきたいなあと思います。

遅番のはじまりは、13時のチェックインから。ホワイトボードにある早番からの伝言を受けて、午後のタスクを洗い出して共有する時間からスタートです。

昨日は、ダンボールの発注が急務!ということの共有があったり、ホームグループでのオンライン・ティータイム(通称OTT)の予定や人手が必要な作業を確認しました。オンラインではなかなか感じ取りにくい「あそこは今こんな感じなんだ」を感じられる貴重な時間です。表情や雰囲気からも、そこにあるものをいろいろ感じます。よっしゃやるぞ!と気持ちも入ってきます。

早速、倉庫整理のために大量のダンボールたちの大移動がはじまりました。運動不足解消だー!なんて叫びながらも声をかけあってひとつの作業に取り組むこの時間は、きっと運動不足以外の大事なことも解消してくれてる、そんな気がしています。(写真は、なだれが起こって大変だー!のところです笑)

オフィスでは、スタッフのひっきー(依田)が出席認証カードに一枚一枚名前を貼っていました。地味だけど大事な作業にひとり黙々と取り組むひっきー。きっとみんながそれぞれどこかで大なり小なり大事な一部を担っているんだなあ、そういう細部にも思いを寄せられる自分でありたいなあ、なんてことを感じたり…。このあたり、離れていると感じ取りにくくなってくるんですよね。気をつけたい。


ちか(奥野)が幼児用の工作の材料入れのカゴに風越のシールを貼る作業をしていたので、ぼくも一緒に手伝うことにしました。作業をしていると、ちかが突然「とっくんが風越でやりたいことは何?」と質問を投げかけてきました。何気ない作業の中でこういう会話が自然とはじまるこの感じ。いっしょに風越をつくっている人たちが今どんな思いでいるのか、そこにある思いをちゃんと感じること。こんな時間も、もっと大切にしていきたいなあと思います。会話の節々から、ちかの今考えていることを何となく感じられてよかったなあと思う時間でした。

こうやって、記事を書くためにいつもよりうろうろしたり話しかけてみたりしてみて、そこにあるものを感じることができたのは、ぼくにとっていい時間でした。オンラインの時間が長くなると、自分のことに集中しやすくなる分、その外側のことに思いを馳せることができなくなっていくような気がして少し心配でした。また、明日からもこまめにうろうろしてみようと思います。

現場からは以上です。

#2020

片岡 利允

投稿者片岡 利允

投稿者片岡 利允

奈良県公立小で4年勤めたのち、準備財団時代の2019年から軽井沢にきました。風越では、開校時からかざこしミーティングを立ち上げたり、幼小を接続したり、読み書きを楽しんだり、野に出て発見を面白がったり、ギターを弾いて歌を歌ったり、ガヤ芸人だったり。現在は、週3マン。自分のいかし方はたらき方を暗中模索中。(2023年4月更新)

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