2022年3月23日

第59号(2022年3月23日発行)

2022年3月23日

こんにちは、軽井沢風越学園です。

3月18日に今年度のおわりの日を迎えました。2月が午前登園・登校だった反動か、3月に入ってからは駆け足で走り抜けた気がします。今もまだその余韻を引きずりながら、今年度のふりかえりと来年度の準備に向かう春休みです。

かぜのーと 第59号(2022年3月23日発行)

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【1】『いま目の前で起きていることから、自分たちで決める』本城 慎之介
【2】『実践を駆動する「記録」ってどんなもの?』遠藤 綾
【3】『実践を駆動する記録の共探究』山本 一成
【4】『木が茂る』木村 彰宏
【5】『「どうして動かしたいの?」 ~「~したい」は,関係のなかで,確かで,
    ひらかれたものになっていく~』赤木 和重
【6】『チームで子どもの学びを支えるために必要な仕組みは何か』 かぜのーと編集部
【7】『学びと暮らしが交わる無数の渦』山本 祐介
【8】『何者かにならなくても幸せだよ』佐々木 さやか
【9】『その子の世界を損なわない社会に。』遠藤 綾

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【1】風越のいま 
  『いま目の前で起きていることから、自分たちで決める』本城 慎之介
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第49週。炭焼きプロジェクト、いよいよ一晩かけて炭を焼くというので、一緒に過ごさせてもらう。

日付が変わる頃、火を止めるか止めないかの判断に迫られる。初めての体験。当番のカナエとケイイチロウが悩む。寝ているソラとタツを起こす。

「本に書いてあることと横森さん(お世話になっている炭焼名人)が言ってること、どっちを信じるかってことだな」と声が上がる。それまで言葉少なげに伴走していたゆうこりんが口を挟む。

「どっちかを信じるってことじゃないと思う。いま目の前で起きていることから、自分たちで決めよう。」

窯の中で起こっていることは直接は見えない。目の前にある、手元にある限られたメッセージをしっかり読み取り決める。いろいろなことと同じだな。

記事はこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/22033/

今月公開した、他の300文字作文記事
・「崖」>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/21940/

・「「あけて」から「もってて」へ」>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/22120/

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【2】だんだん風越 『実践を駆動する「記録」ってどんなもの?』遠藤 綾
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2021年11月から2022年2月までの4ヶ月にわたって開催された「第3期 風越コラボ」。2021年度は、4つのゼミが開催されたが、その中の一つとして「実践を駆動する記録ってどんなもの?」というタイトルでゼミを開くことになった(以下、記録ゼミ)。メンバーはあいこさん、もん、りりーと私、加えて、伴走者として滋賀大学の山本一成さん(以下、いっせー)に参画いただいた。

なぜ「記録」をゼミで取り扱うことにしたのか、というと、そもそも2021年5月に前期メンバー数人で構成された記録をテーマにした研究会的な集まりの場を開いてはいたが、継続できず残念に思っていたということがあった。そんな想いが火種としてあり「風越コラボ」をきっかけに再燃した、というのが私からみた記録ゼミの成り立ちである。

記録ゼミは、8名の参加者と4名の風越スタッフ、伴走者のいっせーの合計13名で進めることになった。参加者に、保育園や幼稚園を現場とする実践者の方に加えて、小学校の先生、研究者と多様なメンバーが集まったことで、それぞれの関心や参加の理由をお聞きしながら全4回のゼミの方向性や内容を考えていった。私たちだけではなく、参加メンバーそれぞれの現場の特徴に沿った記録のあり方を共に考えていきたい、ということをゼミのねらいにしたことで、これまで暗黙知としてあった私たちの現場の特徴についてもメンバーみんなで深め、言語化することにつながっていった。

風越のフィールドの特性としては、まず敷地が広大で環境による制限が少ないこと。また、昼食がお弁当であるということからいつまでに何をという時間の制限が少ない(子どもたちは自分の身体感覚を基準に食べ始める時間を決める)、ということが言えるだろう。子どもの育ちにとってよりよいと思うからこそ、この環境を選んでいるということは大前提としてある。その上で、あえて子どもにとっての「〜しにくさ」に目を向けて、室内空間での保育と比較して見えてくることを考えた。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/22202/

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【3】風越参観記  『実践を駆動する記録の共探究山本 一成
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滋賀大学の山本一成です。

この度、風越コラボ(多様な実践者が集まり探究を深めるコミュニティ)の記録ゼミの伴走者にご指名いただき、半年間を過ごしてきました。「実践を駆動する記録」というテーマで走りながら、考えてきたことをまとめてみたいと思います。

本題に入る前にまず触れておきたいのが、風越コラボでの「伴走者」という役割です。実は私は保育記録が専門の研究者ではないので、最初にスタッフのあやさん(遠藤)からご依頼を受けたとき、お引き受けできるかどうか迷った部分もありました。しかし、なぜ私に声をかけてくれたのだろうと考えてみたとき、今回の伴走の役割が、「専門的な知見を参加者に教える」ことではないということに思い当たりました。

「保育記録」については、海外ではイタリアのレッジョ・エミリアをはじめとする「ドキュメンテーション」や、ニュージーランドの「ラーニング・ストーリー」、国内でも鯨岡峻先生の「エピソード記述」や、河邉貴子先生の「保育マップ型記録」といったように、さまざまな手法が開発されています。もちろん、それぞれの手法は実践者と研究者が協同し、試行錯誤を経て理論化されてきたものですが、それを形式的に取り入れたのでは「実践を駆動する記録」にはなりません。それぞれの記録の手法は、それを切実に必要としてきた実践者の願いや哲学があり、それぞれの人が、「大切にしたいことをどうしたら大切にできるか」を探究した結果、生まれてきたものです。記録が実践を駆動するためには、そのプロセスの部分の方がむしろ重要になるはずです。

風越学園の教育が、「学びのコントローラー」を学び手自身がもつことを大切にしているように、ゼミの伴走者もまた、スタッフの方や参加者の方の想いや関心を聴きながら、その先の学びを共につくっていく役割を担っているのだと思い至りました。そんな「伴走者」になれるかどうかはわかりませんでしたが、かつて保育者をしていたときに「経験を言葉にする」ことを目指して研究者へと方向転換した私が、何か役に立てることもあるのではと思い、お引き受けすることになりました。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/insight/22126/

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【4】風越のいま 『木が茂る』木村 彰宏
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「あっきー、お母さんにお願いしてグラニュー糖を家から持ってきたよ!使って!」ジャムづくりの為にいちごの下処理をしていると、キッチンにケンケンが駆けこんできた。最後のアウトプットデー直前、3月中旬の朝。

数ヶ月前、「新生保存食チーム」が結成された頃には「俺は甘いものが嫌いなんだよね。ジャムは絶対にやりたくない!」そう言い切っていたはずのけんけん。彼が嬉しそうな表情で自分のカバンからグラニュー糖を取り出す姿を見ながら、子どもたちの学びや探究の伴走者で在れることの面白さを噛み締め、心の中で小さくガッツポーズをした。

「季節と作物」を大きなテーマに掲げ、それぞれの「やりたい」が生まれるテーマプロジェクトに取り組んできた今年の3・4年生。「畑で作物を育てたい」という子どもたち達の想いから、5月に畑を耕し、作物を育て始めたのだが、「さあ収穫の時期だ!」というタイミングでコロナの警戒レベルが上がってしまい、調理が難しくなった。

「どうする?」「保存食にすればいいんだ!」「そもそも保存食って何だろう?」そんな流れで保存食について学び始めた出した子どもたち。その後子どもたちの興味関心に合わせて「炭焼き」「鶏飼育」「家・家具づくり」「畑」「保存食づくり」とチームが分かれていくことになる。(https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/21036/ )

「食」についての興味が続いたメンバーで、「新生保存食チーム」が誕生したのが10月頃。昆虫食に興味があったノブ、しんちゃん、セイタ。料理をつくることに興味があったソラ。世界の保存食に興味があったタイガ。ジャムが作りたくて仕方がなかったえっちゃん、メイ。最初はそれぞれの興味関心がバラバラで、みんなで集まっても何だかぎこちない様子。(そりゃそうだ)

続きはこちら >>https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/22187/

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【5】風越の教室に入ってみた 『「どうして動かしたいの?」 ~「~したい」は,
   関係のなかで,確かで,ひらかれたものになっていく~』赤木 和重
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こんにちは,神戸大学の赤木です。

コロナの感染状況が落ち着かないまま,風越学園に行けないことが続いています,残念ですが,安全・安心を考えると,しょうがないな,とも思います。そこで,これまでの訪問のなかで印象に残ったエピソードを紹介します。日々のよくある出来事かもしれませんが,いまでも何度も思い出すエピソードです。

11月29日・30日に訪問したときのことです。29日の朝,いつものように,軽井沢駅前7時40分発の町営バスに乗って風越学園に向かいます。何人かの子どもたちとも一緒です。毎回,しりとりをしたり,学校のことを聞いたり,犬のうんちをみつけて「じゃんけんで負けた人は踏む!」などよくわからない提案をしながら,学校に向かいます。この日も,とりとめもない話をしながら学校に向かいました。

学校の敷地に入ったところで,前期のユウダイくん(7歳)と出会います。ユウダイくんと私は,お互い名前はおぼろげなのですが,なんとなーく,気があって,すれちがいざまにちょこちょこ遊ぶ仲です。そんなユウダイくんと,じゃれあいながら遊んでいると,ユウダイくんは,私を,スタッフのリリーさん(勝山)のところに連れていきます。そして,リリーさんに,「お土産もってきた」と一言。リリーさんも私も「???」。私たちの「???」を見て,ユウダイくんが,黙って私を指さします。

なんと! 私が「お土産」だったのです!

うれしい! お土産とは,外からの贈り物です。ユウダイくんにとっては,風越学園の外からやってくる「おもろいおじさん」として歓迎してくれているのでしょう。だから「お土産」という表現になったのだと思います。うれしいことです。もっとも,これは,私個人の資質というよりも,風越学園が,外部の人を「ギフト」としてWelcomeする開放的な雰囲気があるからこそです。本当にありがたいことです。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/akagi_report/22065/

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【6】だんだん風越『チームで子どもの学びを支えるために必要な仕組みは何か』

   かぜのーと編集部
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1月上旬のある日、今年度最後の7,8年生のテーマプロジェクトについて、みつこさん(大作)と立ち話をする中で「共同リフレクションをやってみようと思っててさ」という言葉が出た。7,8年生のラーニンググループメンバーは、みつこさん含めて7名。経験や得意の違うスタッフたちがチームとなり、子どもをみる視点を高めるために、またお互いに刺激しあったり学びあったりするためには、どんな仕組みや仕掛けが必要か、共同リフレクションを通して試してみる2か月を追った。(編集部・辰巳)

今年度5タームめとなる7,8年生のテーマプロジェクトのテーマは「地域とアニメーション」。これまで7,8年生44名は2つのグループに分かれてテーマプロジェクトに取り組んできたが、今回は5つのグループ(以降、スタジオと呼ぶ)に分かれ、それぞれが出会った軽井沢町のエピソードをもとに1分ほどのアニメーションを制作することにした。「誰とでもつくれる自分をつくる」というねらいとともに、1月14日にキックオフ。まずは各スタジオが軽井沢町の5つのエリアにフィールドワークに出かけるところから始まった。

2週間後の2月2日に行なわれた共同リフレクションのテーマは、各スタジオのチューニング。毎回タームのはじまりに後期(3〜7年)のスタッフ同士でテーマプロジェクトのチューニングを実施しているが、それを転用してふりかえる試みだ。

各スタジオの今の様子、担当スタッフの葛藤や悩み・今の気持ちをシェアしたあと、聞いていたスタッフから解像度を高める問いを投げかけたり、聞いてどんな気持ちになったかなどをやりとりする時間を持った。実際のやりとりを抜粋して紹介しよう。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/22175/

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【7】キュレーション企画 『学びと暮らしが交わる無数の渦山本 裕介
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風越学園に息子2人が入学して、もうすぐまる2年経つことになります。保護者としてされて一番困る質問の一つが、学園に興味を持っていたり子どもに入ってもらいたいなと思っている親御さんからの「風越学園ってぶっちゃけどうですか?」という質問です。

たぶんこの記事を読んでくださる中にもそういう方がいらっしゃると思うので、いつもの自分なりの答えを書いておくと、「あくまで自分の目から見えている学園の話はできますが、それはたぶん子どもや保護者、さらにスタッフや関わる人によっておそらくすべて異なっているので、その前提で聞いて(この記事の場合は読んで)ください。そしてそれこそがおそらく風越学園というものの特徴を端的にあらわしていることの一つだと思います」というものです。

・「中心」と「渦」
この感覚は入園当初も、2年経った今も全く変わっていません。個人的なイメージで言うと、学園という大きな枠組みや大切にするべきこと、根底となる軸はありつつも、実践のレベルはスタッフやグループ活動などの単位に良い意味で任されて行われているので、「試行錯誤の渦」がそこかしこで同時発生してて、互いに影響しあったり、ぶつかったり、途中で消えたり、空高くまで昇ったりしている感じ。

通常の組織にある「中心」や「指示系統」みたいなものがなく、少し離れた場所から見ている保護者からすると「おお〜なんか色んなところにいっぱい渦がある!」という感覚。そしてその渦を起こすのは、まぎれもなく子どもとスタッフの熱量。

個人的にはこの「中心がなく」「いろんなところに渦があって」「毎日いろんなところでいろんなことが起きている」というメタファーはけっこう気に入っています。なぜかと言うと、それってすごく自然なことだと思うからです。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/22129/

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【8】スタッフインタビュー 『何者かにならなくても幸せだよ』佐々木 さやか
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ー 風越学園に来る前の仕事について教えてください。

東京で「ことばの教室」という個別の通級指導学級の教員を10年くらいやっていました。発音の誤りや吃音、知的な遅れはないけど言葉の発達がゆっくりだとか、読み書きの誤りが多いとか、言葉に対する困難さを抱えている子どもたちと週に一度、個別に時間を設けて過ごす教室の担当です。

ー 元々、子どもの発達を支援をするような仕事につきたかったんですか?

実は、普通に小学校の教員採用試験を受けていて、いざ小学校の先生として働くぞ!という時にたまたま配属されたのが、ことばの教室だったって感じなんです。

でも、特別支援にはすごく興味はあったんです。というのも、大学生の時に「私は何になりたいのか」が分からない期間が長かったから、何かないかなっていろんなことを試してたんだけど、その一つで支援が必要なお子さんと一緒にお祭りへ行く活動に参加したことがあって。その時、担当した子とすっごく仲良くなったつもりでいたんだけど、最後の最後に肩をガブって、歯型が何日も消えないくらい強く噛まれたんだよね。

でも私は、「嫌だったから噛んだのか」それとも「仲良くなった印で噛んだのか」とか、全然その子の気持ちがわからなくて。それがきっかけで言葉でうまく表現できない子どもたちの気持ちを知りたいなと思うようになったり、どういうことをしたら表現ややりとりがうまくいくのかに興味を持つようになったんです。だから、ことばの教室で過ごさせてもらった毎日は本当に面白かったし、この担当になってよかったなあって思っています。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/22095/

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【9】スタッフインタビュー 『その子の世界を損なわない社会に。』遠藤 綾
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ー 風越学園のスタッフになった経緯を教えてください。

大きな理由は2つあって、ひとつはコロナをきっかけに気候危機のことを改めて考えたこと。それまでも関心はあったんだけど、もう時間がないと思えてきて、「ここから10年、自分なりにできることってなんだろう」ということを考えたんです。当時、山形にある保育園で園長を勤めていたんだけど、「ここから10年」という長さで気候危機や自分自身の生き方を考えなおしたときに、子どもと関わる仕事をしたいという気持ちは変わらなかったけど、もう少し年齢層を幅広く、小・中学生、高校生や、それこそみらいツクールに参加しているような若い世代の人と関わったり、サポートをしていくような仕事がより必要そうだ、と思って。

あともうひとつは、家族のこと。当時住んでいた地域には、公立の小学校しかなかったんだけど、その学校が息子にとって安心して行きたいなと思える場にはならなくて、学校に行けない日が多くなっていたんです。そんなことも重なって、「どんなふうにしたら家族全員が充実できるか」みたいなことも考えるタイミングだった。

ー それで風越学園に。

これからどうしようかと考えていたときに、家族で一度風越に遊びにこさせてもらったら、息子が「こんなところにいつもいたい」って呟いたんです。

開校1年目でまだまだこれからいろんな大変さがあるのも想像できたけど、大きな可能性を感じていたし、自分自身のこれからの10年をつくっていく場所としても面白そうだな、自分も成長できそうだなと思えて。しんさん(本城)をはじめ、信頼できる人たちがいるということや、息子の一言にも背中を押されました。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/22153/

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(あとがき)
来年度は、4月12日がはじまりの日です。

開校して3年め、ようやく幼稚園の年少から9年生までがそろって新年度を迎えることになります。12学年がそろった時、どんな景色が見えるだろう。スタッフはどんなふうに子どもたちの育ちに関わっていくと、よりよくなっていけるだろう。課題だけにフォーカスせず、今あるよさや手応えを拡げていけるよう、春の芽吹きののびやかさをイメージしています。

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発行元 学校法人軽井沢風越学園

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