2020年2月29日

第34号(2020年2月29日発行)

2020年2月29日

開校に向けて、日々色んなハードルが立ち上がり、そうきたか、と思う毎日です。
子どもたちにとっては、仲間と過ごす一日一日の積み重ねがとても大切な時期。
一日のほとんどを野外で過ごす認可外保育施設かぜあそびは、
しっかりと対策をとった上で来週も保育は継続する予定です。

かぜのーと 第34号(2020年2月29日発行)
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【1】かぜあそびレポート(8) 三輪 ひかり
【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.16 奥野 千夏
【3】この地とつながる「新雪の足跡」馬野 友之
【4】この地とつながる「寒の水」 井上 太智
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【1】 かぜあそびレポート(8) 三輪 ひかり
   「これまでの道のりをふり返り、行き先を見つめる12月」
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認可外保育施設「かぜあそび」がはじまり9ヶ月が経った2学期の終わりに、かぜあそびのスタッフでふり返りを行いました。

今回は、こどもではなく大人の揺れに焦点をあてたレポートをお届けします。

この日のふり返りのテーマは、「2学期を終えて気になること、みんなで改めて考えたいこと」。様々な話がでてくる中、大きなトピックのひとつになったのが「危険認識の考え」についてでした。

「焚き火で、氷を溶かしてみるとどうなる?」
「のこぎりとトンカチを使ってみたい。」
「あの木、登れるかな。あ、長い棒みーつけた!」

こどもたち一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、自然と共に生活をするかぜあそびでは、大人がそれぞれ持っている危険に対する“ものさし”と、こどもの育ちの“見とり”から、目の前のこどもとどう関わるか、どう行動するかを判断する瞬間が何度もあります。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/5201/

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【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.16
  「うまかたやまんば」奥野 千夏   
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絵本屋さんで働いてしまうくらい絵本好きな私は、紹介したい本がたくさんあって悩みました。自分の好きな本は選びきれないほどたくさんあるけれど、今回は「子どもと一緒に読みたい本」。それなら、子どもたちが自分ではなかなか手に取らないけれど、大人が読んであげると楽しめるのになぁと常々思っている本に光を当ててみようと思います。

 私は子どもたちの姿を思い浮かべながら本を選ぶ時間も含めて、絵本の読み聞かせが好きです。本を読みすすめるうちに、ニコニコしていた子どもの表情が真剣になっていったり、主人公と一緒にハラハラしたりする姿をそっと見るのも楽しみの一つ。お話の世界にすっと入っていく彼らをうらやましくさえ思えます。保育者になり、今までいろんな絵本を子どもたちと楽しんできました。その中でも昔話には、子どもをぐっとお話の世界へ引き込む力強さのようなものを感じます。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/book/5182/

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【3】この地とつながる「新雪の足跡」馬野 友之
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「そうですねぇ、軽井沢宿までは、あと半分ってところですねぇ」と、僕の期待を打ち砕く、衝撃の一言がさらりと発せられた。

まだ、半分!?。心肺機能がおいつかないぞ。雨も寒いし、ちょっと休みたいな。
れいかさんとアンディは、さすがに速いなぁ。あすこまさんも、木の枝をつきながら頑張っている。負けられんなー。

しばらく最後尾からゆるゆる着いていったら、僕の願いが通じた。
ラッキー、みんなの歩みが止まった。ほっとする。
みんなの視線は、その先の道に注がれていた。
降り積もった雪の上に、誰かが歩いた足跡が残っていて、それを見ているようだ。

そこで、またもや衝撃の一言が発せられた。今度は、興奮を隠しきれない口調で、

「この道は、私が発見したんです。これが本当の中山道なんです。私の本を持っていないとこの道は分からないんですよ。嬉しいなぁ。足跡が残っているということは、誰かが通ってくれているんだなぁ。いやぁ、本当に嬉しいなぁ。」

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/5151/

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【4】この地とつながる「寒の水」 井上 太智
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夕刻5時。僕たちは御代田町草越公民館に集合した。
広場には大きなたき火が用意され、寒の水と書かれた桶には水が貼られている。

「おっす」「おつかれぇ」「今年もきましたね」

そんな挨拶がそれぞれ交わされる。
大勢の人でごった返すわけでもなく、無料で配られるおにかけうどんに少し列ができるくらいだ。ローカル感満載の盛り上がりがなんともいえない。

「今日の水は冷たそうだな。」と男たちが笑いながら話している。
僕も少し興奮していた。胸が騒ぐ感じは久しぶりだ。
今日は、「寒の水」。
御代田町に古くから伝わる、1年でもっとも寒いといわれる大寒の夜に行われる伝統行事だ。簡単にいうと、ふんどし姿で水を浴び、無病息災、五穀豊穣を祈願するお祭りである。

よく考えてみると、水を浴びるということと祈願することは直接は結びつかないが、そこまでしようという昔の人の農作物に対する切実な思いを感じ取ることができる。ただ、大きな桶にためられた水をみるとやっぱり寒そうだ。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/5139/

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(あとがき)

今月号では、これまでのトーンとは少し異なる「この地とつながる」の記事を
お届けしました。4月以降も子どもの育ちを伝えることを通じて、
スタッフ一人一人の存在がぐっと立ち現れていくような記事を増やしたいなと、
カテゴリを再編する予定です。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
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