2022年3月20日
第50週、炭焼きの窯が開き、アウトプットデイ、卒園式、そしておわりの日。心残りなこともあったけど、佳き一週間。
外で弁当を食べていると、スープジャーを手にした幼児たちから声をかけられる。今日も何人か。そして3人目くらいにお願いされた時に、少し前とはちょっと違うぞ、と気づく。
「もってて」と言って、スープジャーを差し出している。僕はそれを持つ。小さな両手で蓋をぐっと回す。蓋が開き、うれしそうに「ありがとう」と去っていく。少し前までは、「あけて」の人が多かったのになぁ。
持っているのは大人だけど、開けているのは自分自身。開けてもらうとの違い。
「あけて」から「もってて」への変化はなんだろう。子どもが自由になる関わり方、おおきなテーマ。
何をしているのか、何が起こっているのか、ぱっと見てもわからないような状況がどんどん生まれるといいなと思っています。いつもゆらいでいて、その上で地に足着いている。そんな軽井沢風越学園になっていけますように…。
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