2021年6月12日
第11週。
久しぶりに「かぜあそび」のフィールドへ。1年以上、ほとんど人が入っていないそこは、すっかり姿を変えていた。
芝生として整えられていたところ、通路として開かれていたところ。そういった人間がつくろうとしていた境界を、植物たちは思う存分に飛び越え、互いの存在を主張しつつ、共に生きようとしている。
どんどん森に戻ろうとしている。まさに、もりあがろうとしている。のびのびとのびていく、ってこういうことなんだろうな。
分けて、区切って、整える、そんな庭になっていくのか。
分けず、区切らず、整えない、そんな森になっていくのか。
二者択一ではないけれど、おおきな流れはきっとある。
さて、どんな流れになるかな。
箱庭には、ならないようにしないとな。
(#300文字作文)
何をしているのか、何が起こっているのか、ぱっと見てもわからないような状況がどんどん生まれるといいなと思っています。いつもゆらいでいて、その上で地に足着いている。そんな軽井沢風越学園になっていけますように…。
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