毎日うろうろ 2020年4月22日

ちょっと立ち止まる。

岩瀬 直樹
投稿者 | 岩瀬 直樹

2020年4月22日

今日は、後期(3〜7年生)のホーム担当のスタッフと対話の時間を持ちました。朝、「15分だけ時間ちょうだい!」と呼びかけたのですが、結局45分たっぷり使ってしまいました。

今の状況、残念ながら長期化しそう。ちょっと前のように「普通」に集まって遊んだり学んだりできるようになるまでに、どれくらい時間がかかるだろう。すぐかもしれないし、ずっと先かもしれない。

「元の状況に戻るまで、オンラインでどうしのぐか」ではなく、「この状況でいかに軽井沢風越学園をつくっていくか」でハラを決めて前に進みたい。

今は集まれないという制約があるけれど、制約があるからこそ新しいアイデアが生まれるかもしれない。その中で生まれる実践は、軽井沢風越学園の子どもたちはもちろん、他の学校のヒントや触媒になったり、役に立ったりする可能性もある。

軽井沢風越学園はオンラインでも軽井沢風越学園。「大切にしたいこと」も「カリキュラム」もかわらない。土台の芽を大切にし、土台の学びを大切にし、「〜したい」という情熱から始まる探究の学びにひたる。ホームページのカリキュラムに書いている、

「軽井沢風越学園では、子どもが自分の学びをデザインします。学習計画を立てるだけでなく、宿題やテストも自分で計画し、何を学んだかを定期的にふりかえって、仲間やスタッフと共有します。他の人の助けを得ながら、自分なりの学び方やペースをつくることは、自分の未来は自分でつくることができるという実感につながります」

は変わらない。むしろ実践するチャンスとも言える。

今は一緒に「つくる」ことを大切に各ホームで丁寧に取り組み、子ども自身が「子どもがつくり手」であるということを少しずつ実感し始めているところ。ここから少しずつ学びも両輪でつくっていこう。校舎でやろうと思っていた「読みのプログラム」も、自由進度の算数・数学も、プロジェクトもできる方法があるはず。

ぼくらはチャレンジできる環境にいる。今ぼくらが試行錯誤していることは、うまくいくことも、失敗することも、きっと今後、誰かの何かに役立つはず。恐れず実践していこう。

まずは今ある10のホームで、実践したこと、よかったこと、難しかったこと、それらの実践を共有しよう。それぞれ大切な試行錯誤を重ねている。そこから学び合おう。自分たちの中で共有できなかったら、他の学校、実践している人たちと共有はできない。意識して「共有知」にしていこう。

子どものすごさ、ぼくらは日々実感している。

子どもはフルパワーの力を出す機会を待っている。

子どもと一緒につくっていこう。

だいぶ端折りましたが、おおよそそんな話をしました。その後はスタッフ間でたっぷり対話。うん、いい時間でした。次々決めなくちゃいけない時だからこそ、ちょっと立ち止まってみることを怠ってはいけないなあと改めて思います。

その後は、前期の1.2年生のミーティングをうろうろ。振り返りの中からいろんなアイデアが次々生まれていました。

・年長の子の中には時間を持て余し始めている子もいる。

・多分この期間が長期化するだろうから、おうちでできることで、始まったら持ち寄れるようにできるといいねって話してる。やさいをおうちで育てて、校舎に来られるようになったら持ち寄って、作ったり食べたりもできるかなとか。

・2年生のけんた、他のメンバーよりやりたいことが高度だから、後期のプロジェクトに入った方が刺激になるかも。彼のエネルギーを発揮できるためにもつながってやりたい。

・今日、時間ができたから後期のミーティングに参加してみたんだけど、後期の子たちすごい!もう自分たちで集いとか回し始めていた。1、2年生の朝の集いに何人か来てもらってファシリテーターやってもらうみたいなこともいい。

などなど。

日々の振り返りから、明日の新しい種を探す時間は、忙しい時こそ大切。30分立ち止まれば、けっこう種が見つかるものです。一人ひとりのスタッフ、毎日丁寧に進んでいます。

明日は、幼児スタッフのミーティングに顔出してみよう。幼児の日常にとってオンラインってどんな意味があるのか。幼児と小中学生との違い。悩みと葛藤は続きます。

ではまた明日。

岩瀬 直樹

投稿者岩瀬 直樹

投稿者岩瀬 直樹

幸せな子ども時代を過ごせる新しい学校を創ります。私は公教育の可能性を信じています。子どもが持つ学ぶ力を信じています。教員の力を信じています。それらが最大限発揮される学校とはどのような形でしょうか。これまで学級で実践してきたことを出発点に、子どもも大人も「こんな学校に通いたい」「こんな学校を増やしたい!」とワクワクする学校を、一から創っていきます。

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