毎日うろうろ 2020年4月18日

正直にまっすぐに。

岩瀬 直樹
投稿者 | 岩瀬 直樹

2020年4月18日

昨日、記事を書こうと家に帰ったらいつの間にか爆睡。土曜日の今日、思い出しつつ書いています。

多種多様な強みとバックグラウンドで学校づくりを支える、リソース&リエゾンセンター(旧事務局チーム)の松澤(まっちゃん)。転入学の手続きや幼児教育・保育の無償化の手続きから、物品発注および管理、郵便物の仕分け、環境整備まで膨大な仕事に追われています。早番は1人なのでさら大変。にもかかわらず小さな仕事もせっせと拾ってくれています。朝イチで「はじまりの日」の残った荷物をさりげなく片付けてくれていました。まっちゃんがいるからホームグループ担当が子どもとのかかわりに集中できる(とはいえ、みんな片付けるんだ!笑)。

ぼくが封筒詰めの仕事をしている時も、自身の仕事が山のようにあるにもかかわらず「5分だけ手伝えますよ」と来てくれました。その気持ちがうれしかった。
「最近どう?」「忙しいです(笑)。はじめてばかりの仕事なので大変で〜」
最近のことをおしゃべりしながら、結局15分手伝ってくれました。まっちゃん、その15分がうれしかった。

オンライン風越は2日目。
幼児担当のスタッフは特にオンラインとの付き合い方に悩んでいます。
井手(ゆっけ)は初日終了後、保護者にメッセージを送ったそうです。

朝のつどいがどんな場になるとよいのか。小さな子がこのような形でメディアに出会うことと、幼児期こそ実体験を大切にしてほしいという願いとの間での葛藤。オンラインでの種まきが野外や生活の中への体験に繋がってほしい。子どもたち・保護者とオンラインを通して知り合い、改めてオフラインで出会いたいという願い。自身の思いをまっすぐ言葉にして、どう感じたか、その想いのフィードバックを求めました。

保護者からは、朝をきっかけにお散歩に行き、いつもより観察と発見に満ちていたことの報告や、こんなことやってみては?という提案などがあったたりしたそう。それを教えてくれたゆっけは、とてもとてもうれしそう。
誠実に保護者と一緒につくっていこうという気持ち。オンラインでもオフラインでも軽井沢風越学園で大切にしたいこと、「つくる」は変わらない。ぼくもこの状況で「何とかしなくちゃ」とつい近視眼的になってしまいがちです。ゆっけの正直なあり方に勇気をもらった朝でした。

他のスタッフもそれぞれ葛藤しながら、でも今できることの可能性を一生懸命探っています。うん、とっても頼もしい。うまくいくことばかりではなく、難しいこともたくさんでてくるでしょう。だからこそ、子ども、保護者と共につくるということを大切にしていきたいなと改めて思います。

野村(もんちゃん)も「よりよい」を追求中。それぞれがそれぞれの探究をしています。

オンラインでの試行錯誤を進めながら、なんとか週1回でも会える日をつくれないか、分散登校できないかと作戦会議を開いてきたのですが、今回の緊急事態宣言の全都道府県への5月6日までの拡大を受けて、いったん白紙とせざるをえなくなりました。あれこれアイデアも浮かんでいたので正直なところ悔しい。悔しい。

この状況が短期間でよくなることはなさそう。世界の状況は劇的に変わりました。どうすれば元に戻せるのかという問いに向かうよりも、この新しい状況で何ができるのか、何をするのか。何がしたいのか。子どもの安全と成長と学びをどう支えるのか、を考え続け、試し続けていきたい。変態を追求し続けたい。悔しいけれど前向きな気持ちです。スタッフもきっと同じマインドじゃないかな。

始まったばかりだからオンラインでつながることだけで嬉しいけど、あっという間に飽きるはず。来週から変えていかなくちゃ、という呟きも聞こえてきます。楽しさを提供するだけじゃダメで、子どもとつくる、子どもがつくるにシフトしなくちゃという呟きも。

この2日ゆっくり休んで、来週からまた新しいチャレンジが始まります。来週はオンライン上をうろうろするぞ。

ではまた来週。

岩瀬 直樹

投稿者岩瀬 直樹

投稿者岩瀬 直樹

幸せな子ども時代を過ごせる新しい学校を創ります。私は公教育の可能性を信じています。子どもが持つ学ぶ力を信じています。教員の力を信じています。それらが最大限発揮される学校とはどのような形でしょうか。これまで学級で実践してきたことを出発点に、子どもも大人も「こんな学校に通いたい」「こんな学校を増やしたい!」とワクワクする学校を、一から創っていきます。

詳しいプロフィールをみる