その他 2021年11月18日

寄付ご協力のお願い

2021年11月18日

2021年11月18日付けで校長の岩瀬から保護者の皆さんに以下のメッセージを発信しました。保護者以外の方のご寄付もぜひご協力をお願いいたします。

 

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こんにちは、岩瀬(ゴリ)です。

2016年6月からスタートした風越づくり、終わることなく今も続いています。様々な形で風越づくりに参画してくださり、ありがとうございます。

「これって子どもたちはどう思うだろうか?」「ここを大人だけで勝手に決めるのはどうなんだろう?」そんな言葉が、スタッフミーティングの中では当たり前のように飛び交っています。

効率的にやろうとすればもっと楽なこともたくさんあります。それでも、子どもを中心にすることを忘れず、手間をかけて「幸せな子ども時代を送れる学校」をつくることに取り組んでいます。

そうした風越づくりの日々の中で、目指したい姿にちょっとずつ近づいている手応えと同時に、学校経営としては収支改善の難しさがあります。

手間をかけてつくるということは、それだけの時間とエネルギーが必要です。

軽井沢風越学園は、2020年度の実績では収入の51.4%を授業料や保育料等の「学生生徒等納付金」、19.9%を長野県と軽井沢町からの「補助金」が占めていますが、これには上限(=定員)があります。そして、今年度の定員充足率が66.7%(昨年度は50.1%)のため、その収入だけでは支出を賄えないのが現状です。

ホームページで公開している通り、2020年度は事業活動収支計算書(企業会計における損益計算書)ベースで、事業活動収入331,790,698円に対して事業活動支出421,797,017円となり基本金組入前当年度収支差額は90,006,319円のマイナス。そこに基本金組入額74,504,470円を加え、最終的な2020年度の収支差額は164,510,789円のマイナスでした。

(基本金とは:学校法人会計基準第29条で、「学校法人がその諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額を基本金とする」と規定されています。)

研修やオンライン授業見学等の付随事業収入を増やしつつ、さらなるコスト削減ができるように努力していますが、それだけでは収支改善のスピードは上がりません。収支改善をより一層進め、さらに軽井沢風越学園をよりよくするために、保護者のみなさんからご寄付という形でのご支援をぜひともお願いしたいです。

授業料等減免制度をもっと拡充したい、芝生にもっと木を植えたい、グラウンドに大きなあずまやをつくりたい、校舎にデッキスペースを増やしたい、スタッフの待遇を改善したい、スタッフが国内外の人たちと交流し学べる機会をつくりたい、「探究」を展開し深められるような力量を持つ教員を育成をしたい、子どもたちのプロジェクトに専門家がもっと関われるようにしたい、ライブラリーを充実させたい…。まだまだ実現したいことは山ほどあります。

様々な寄付の方法がありますので、ご自身に合った形でご検討いただけると幸いです。また、軽井沢風越学園に共感してくださるようなお知り合いの方にもこの寄付募集についてお知らせください。ご意見やご不明な点がございましたら、寄付窓口までお問い合わせください。( Mail: donation@kazakoshi.jp )

保護者のみなさんのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 


▼寄付の方法については、下記をご参考ください。

<ふるさと納税を通じて寄付>

ふるさと納税申込フォームからお申し込みいただけます。

ふるさと寄附金(ふるさと納税)は、みなさんが納める税金(所得税や住民税の一部)の使途をご自身で選べる唯一の制度です。

私たちは軽井沢町のふるさと寄附金「教育応援分」の対象校として登録されており、ご寄付の95%が軽井沢風越学園、5%は軽井沢町の教育活動支援金に配分されます。

<直接寄付>

個人・法人の方ともに、寄付申込フォームからお申し込みいただけます。

都度のご寄付(銀行振込またはクレジットカード)または、毎月継続のご寄付(個人のみ・クレジットカード)をお選びいただけます。

個人・法人それぞれ、税制上の優遇措置があります。

●個人の方からのご寄付

所得税の「税額控除」または「所得控除」のいずれかを選択いただけます。さらに、お住まいの地域によっては、住民税の「税額控除」の対象になります。

●法人からのご寄付

寄付金額が当該事業年度の損金に算入されます。損金算入にあたっては、受配者指定寄付金と特定寄付金があります。

詳しくは、学園のHPの「ご寄付のお願い」のページをご確認ください。