2024年5月17日
2025年4月から参画していただける仲間を募集します。
軽井沢風越学園は2020年に開設し、5年目を迎えています。今年の3月に2期生の卒業を見送りました。子どもたち自身でつくる卒業式。学園で過ごす中で、育まれてきたそれぞれのつくり手としての力が、それぞれの”らしい”かたちで現れた時間だったのではないかと感じています。
「子どもも大人も、つくり手である」
学園ではつくる経験を通して、わたしの、わたしたちの、今と未来を少しずつよくしていこうとしています。しかし、つくる、ということや、つくり手であり続けることは結構な覚悟と勇気が必要なことであるとも感じています。
学園にはたっぷり『い(違・異・移)』があります。
人によって興味・関心・考え方・やり方・価値観が違う。3〜15才の異年齢の子どもたちが混ざり、遊ぶ、学ぶ。活動する環境や担当するチームが移っていく。たくさんの「い」は多くの場合、手間や時間がかかるもので、時には人と人の感情のぶつかりをうむこともあり、つくることを進めるときに大きな負荷になることもあります。それでも、私たちはたくさんの「い」があるからこそ、気づくこと、できること、起こることがきっとあるはずだ、と信じたい、諦めたくない、という思いを持っています。
軽井沢風越学園は皆さんが思っている以上にまだまだ整えたいことや、よりよくしていきたいことがたくさんあります。それは、あなたも含めた私たちの手でつくっていける可能性や、これから新しいことが起こりそうな余地と余白があるということです。
これからの軽井沢風越学園を一緒につくっていく仲間を募集します。
1)義務教育学校スタッフ(教科不問):若干名 | |
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応募資格 |
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2)幼稚園スタッフ:若干名 | |
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応募資格 |
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全ての職種が、正職員もしくは有期契約職員としての採用となります。これまでのご経験とスキル等を考慮し、面談を通じて雇用区分を決定します。
業務内容 | 義務教育学校)学校法人軽井沢風越学園の教職員としての勤務。担当教科のカリキュラム開発や授業実施以外にも、教科横断のプロジェクトの実践や学校づくりのための業務も担当。 幼稚園)学校法人軽井沢風越学園の教職員としての勤務。主に野外での遊び・学びの実践と環境づくり、領域横断のプロジェクトの実践や学校づくりのための業務も担当。 ※いずれも入職後、適性に応じ業務内容の変更あり。 |
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契約期間 | 1)正職員 期間の定めなし。 2)有期契約職員 期間の定めあり(3年)。但し、期間は更新する場合があり、契約の更新は次により判断する。 ・契約期間満了時の業務量 ・勤務成績、勤務態度 ・能力 ・学園の経営状況 ・従事している業務の進捗状況 |
試用期間 | 試用期間あり(3ヶ月) |
就業場所 | 学校法人軽井沢風越学園内および学園が指定する場所 |
就業時間 | 始業:午前8時00分 終業:午後5時00分 |
休憩時間 | 1時間 |
休日・休暇 | ・年間休日数 120日(土日祝日に勤務する可能性あり) ・一年単位の変形労働時間制 ・有給の休暇は、年次有給休暇と慶弔休暇のみ |
時間外労働 | 所定時間外労働 あり 休日労働 あり |
賃金 | 基本給 その他 |
加入保険 | 私学共済制度への加入あり(健康保険、厚生年金) 労働保険への加入あり(雇用保険、労災保険) |
以下の選考方法と日程を予定しています。選考の過程で、授業または職場等の見学をお願いさせていただくことがあります。
1)応募書類提出 | |
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提出締切日:2024年7月7日(日) 20:00まで。書類審査結果は、7月19日(金)までにメールにてご連絡します。 提出方法:recruit@kazakoshi.jp宛に以下の書類を添付してお送りください。(いずれも書式不問。※は該当者のみ) 下記3点についてお書きください。(書式不問)
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2)学校見学及び採用合宿 | |
書類審査通過の方に、①②どちらかの日程で学校見学と宿泊を伴う採用合宿に来ていただきます。詳細については、書類選考通過の際にお伝えします。 ①8月30日(金)9:00〜31日(土) 夕方解散 | |
3)面接 | |
採用合宿通過の方に、調整してお知らせします。 9月17日〜10月4日の間を予定しています。 | |
最終選考結果 | |
10月初旬にメールにてご連絡します。 |
ご応募いただいた書類等は選考以外の目的では使用されません。今回の採用を見送らせていただいた応募者の方のデータは、全採用プロセス終了後に適切に破棄致します。
軽井沢風越学園でどんなことを感じ、考えながら仕事をしているのか。日々、子どもたちと学びの場をつくっている教員スタッフと校長の岩瀬直樹、園長の遠藤綾によるオンライン採用説明会を開催します。風越ではたらくことに興味がある方はぜひご参加ください。
いずれの日程も同じスタッフが参加予定です。
①6月5日(水) 19:00〜20:30【6月4日(火) 申込締切】
②6月14日(金) 19:00〜20:30【6月13日(木) 申込締切】
※アーカイブ動画の配信は予定していません。
参加お申込みはこちらからお願いします。
風越学園の現在地を、外部から支えてくださっている方と共に語り合う「風のうわさばなし」。
初回2回は、小西貴士さんと大豆生田啓友さんをゲストに、幼児期に起きていることから12年間のつながりまでを見つめてみたいと思います。幼児期は、「わたし」の存在感が少しずつ確かになっていく大切な時期。開校5年目の今年、自然の中で子どもたちにどんなことが起きているのか。実践の中でじわじわ積み重なってきていることへ手を伸ばしていくような時間になればと思います。風越ではたらくことに興味がある方はもちろん、風越に関心を寄せてくださっている実践者の方にも気軽にご参加いただければと思います。
かぜのうわさばなし①
「自然の中で子どもの何が育ってる?」
登壇者 小西貴士さん、遠藤綾(軽井沢風越幼稚園 園長)
開催日 6月10日(月) 19:00〜20:00【6月9日(日) 申込締切】
幼児期は、「わたし」の存在感が少しずつ確かになっていく大切な時期です。森に息づく多様ないのちに出会いながら、わたしのいのちを感じ、子どもたちは存在感を育んでいきます。風越幼稚園では「自然の中で子どもたちに育っていることってなんだろう?」という問いをテーマに、小西ゴリさんに伴走いただきながら大切にしていることを考える時間を年間を通してつくっています。実践の中でじわじわ掴みかけていることについて、あれこれお話しします。
ゲストプロフィール:小西貴士さん(通称:ゴリさん)
森の案内人(インタープリター)であり写真家。2000年より八ヶ岳南麓のキープ自然学校を舞台に、環境教育およびESDの実践に取り組む。2012年より教育学者の汐見稔幸氏らと共に、持続可能な社会と保育を結ぶ学びの場「ぐうたら村」を主宰。著書に「SDGs時代の保育実践アイディア帳」など多数。
かぜのうわさばなし②
「幼児期から12年間つながって、みえてくるもの」
登壇者 大豆生田啓友さん、本城慎之介(軽井沢風越学園理事長)、遠藤綾(軽井沢風越幼稚園園長)
開催日 6月27日(木)19:00〜20:00【6月26日(水) 申込締切】
軽井沢風越学園が、3歳から15歳まで12年間一貫して大切にしている3つの視点「身体性」「当事者性」「コミュニティ」。この3つ視点を軸に、幼児期の育ちの中で大切にしたいことを眺めてみるとどんなことが見えてくるのかー。子どもの姿からともに考えます。
ゲストプロフィール:大豆生田啓友さん
玉川大学教育学部教授。専門は、乳幼児教育学・子育て支援。日本保育学会理事、こども環境学会理事、こども家庭庁「こども家庭審議会」委員および「幼児期までのこどもの育ち部会」委員(部会長代理)、文部科学省「今後の幼児教育の教育課程、指導、評価等の在り方に関する有識者検討会」委員、厚生労働省「保育所等における保育の質の確保と向上に関する検討会」委員(座長代理、2021年3月まで)。NHK Eテレ「すくすく子育て」をはじめ、テレビ出演や講演活動など幅広く活動中。
※アーカイブ動画の配信は予定していません。
参加お申込みはこちらからお願いします。>>お申し込みフォーム