2017年9月15日
こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。
私たちは2020年4月の開校を目指して準備中ですが、これからの4年間ほどで新設される学校がいくつかあるとの情報を耳にしています。学校が特徴としていることはそれぞれ異なりますが、捉えている問題意識の根本には近しいものを感じます。
かぜのーと 第5号(2017年9月15日発行)
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【1】わたしたちワークショップ、申込受付開始します
【2】情景「いろいろな人が行き交う学校」更新しました
【3】スタッフインタビュー 甲斐崎博史
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【1】わたしたちワークショップ、申込受付開始します
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10月22日(日)10時~15時に軽井沢発地市庭にて、軽井沢町・御代田町・佐久市・小諸市に在住の皆さんを対象として「わたしたちワークショップ」を開催します。
軽井沢風越学園がこんな学校だったらいいな、学校の周りにこんな環境があったらいいな、学校と私はこんな関わりがしてみたいな、などなど、何かアイデアやイメージをお持ちの地域の皆さんに集まっていただき、ぜひそれを聴かせてもらいたいと思っています。
私たちからも、学校の今とこれから取り組んでいきたいことをお話し、一緒に<未来の地図>を描いていきたいです。いずれ、対象を拡げて東京都内での開催も検討しています。今回は、近隣にお住まいの皆さんとの時間とさせてください。
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【2】情景「いろいろな人が行き交う学校」更新しました
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4月に子どもたちと一緒に学校の畑の開墾をしてくれた近所に住む龍二さん。雑草が生い茂っているその畑を見ながら腕組みしている。教職員のよし先生がその姿を見つけて声をかける。
「龍二さん、おはようございます。どうですか?畑の様子。」
「どうですかって、どうすんのこれ。こんなんじゃ育つもんも育たんよ。」
「そうですよねー、草取りしないとですよね、そろそろ。やっぱり声かけないとダメかなぁ。僕らから声かけるより、龍二さんから声かけてもらったほうがいいかもしれません。」
「じゃあ、昼飯の時間にちょっと顔出すよ。」
「やっぱり、もっとみんなが毎日通るところに畑つくらないとダメですかねぇ?」
「畑を引っ越すってことか?どうかなぁ。」
「来週の学校ミーティングで取り扱ってみようかな。龍二さんも参加できますか?」
「木曜日の5時間目だっけ?行けるようにするよ。」
種蒔きと収穫は子どもたちにも人気の作業だが、その途中の雑草取りをすすんでやる子は少ない。結果的に畑は雑草だらけになるのだが、どこまで大人が手を出すかは判断が難しい。以前、雑草取りを丁寧にしてくれていた龍二さんに「子どもたちが雑草取りの必要性に気がつくまで放っておいてみましょう。」と学校から提案したものの、結果的に畑は雑草だらけになってしまった。
続きはこちらから >> (現在、非公開です)
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【3】スタッフインタビュー 甲斐崎博史
「自分自身の経験から再発見した子どもたちの学ぶ力」
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体験学習法を核にした相互学習会・西多摩PACEを主宰する甲斐崎博史。2017年3月、27年続けた東京都の小学校教諭を退職、現在はフリーランスでアドベンチャープログラムのファシリテーターをしながら、軽井沢風越学園の設立準備に関わっています。
ー甲斐崎さんの核となっているプロジェクトアドベンチャー(以下、PA)との出会いを教えてください。
今から17年前に着任していた西多摩のある小学校で、担任を受け持った6年生。5年生の時の荒れようがすごかったので、ふつうに授業をやってもどうにもならないことがわかっていました。年度が始まる前の春休みに、担任を受け持つことになった3人で神田にある教育書を扱う本屋に行ったんです。
ピンとくる学級経営の本はほとんどなく、あきらめて帰ろうと思った時に、本棚の片隅に「楽しみながら信頼関係を築くゲーム集」という本を見つけました。パラパラとめくると、子どもたちが楽しそうにゲームをしている、「プロジェクトアドベンチャー」という聞きなれない言葉。直感的にこれだ!と思って買いました。
4月を迎え、最初の保護者会のあと保護者に残ってもらい、その本を見ながら試しに2時間、体育館でアクティビティをやってみました。すると、最初によそよそしかった保護者たちが最後はハグしあうまでになったのです。こういうことを子どもたちにやってみようと思う、と了解を得て、1年間かけてアクティビティを取り入れる中で、子どもたちは落ち着いていきました。
1年やってみて、これはおもしろいと思い、春休みに本格的に勉強するべく4泊5日のPAの研修に行きました。一番強烈だったのは、自分自身が変わったことです。
続きはこちらから >>https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/2752/
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(あとがき)
これから新設される他校のことは、教育が変わっていく節目をともに迎える同志のように心強く感じています。「新しい普通の学校」を拡げていくためにも、今後、何かしらの連携を考えていきたいです。
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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
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