2026年2月6日
「海藻からいろんな視野が見れて、一つ一つを実験とともに進めていくことで、世界って こんなに奥深いのかと思った。」
ある日の振り返りで、1人の生徒がこんな言葉を書き残しました。能登と関わるテーマを自分たちで決め、それを探究していく中で広がる世界は能登とつながる世界でもあるし、能登からさらに広がる世界だったのかもしれません。子どもたちが手を動かしたり、調べたり、人に出会ったりする中で見えてきた世界はどんなものなのか。自分の中に生まれた問いや考えはどんなものか。3/7(土)軽井沢風越学園にて、それらをまるっとアウトプットする「マルシェ」を開催します!
テーマプロジェクト「能登 〜大きな社会の小さなつくり手〜」
今年度の7・8年生は、「能登〜大きな社会の小さなつくり手〜」というテーマを掲げて、年間を通じてテーマプロジェクトを進めてきました。2024年1月1日に起こった能登半島地震。本テーマプロジェクトのスタートを切ったばかりの子どもたちにとって、能登で震災後に見えてきた課題も、震災前から能登にあった自然や人とつながりながら生きる暮らしのあり方も、自分たちとは距離のある「大きな社会」です。しかし、震災や豪雨災害を経て、力強いメッセージを私たちに届けてくれている能登という地域と出会い、そこで暮らす人々とつながり、共に考え歩むというリアルな学びを通して、「大きな社会」がグッと近づいてくるのではないかと考えてきました。
その近づいてきた社会と、自分がつくったこと・できること・起こしたことがどんな風 に結びついているのか、つながっているのかを子どもたちに実感してほしい。「大きな社会」は案外近くにあって、多くの「小さなつくり手」が動かしていけるものだという感覚をもってほしい。その感覚はいつか必ず、子どもたちの手が伸ばせる範囲の社会をつくっていくことに繋がっていくと信じ、今年度のテーマプロジェクトのテーマを「能登」としました。
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「互いに問いを学び続け、新しい視点に出会い、想像を超える!」
これは、マルシェ実行委員に集まった子どもたちが考えたマルシェのコンセプトです。当日会場に来てくださった皆さんにとって、考えたくなる問いが生まれたり、新しい視点に出会えるようなマルシェをつくりたい。参加者の皆さんに新しい問いや視点が生まれることで、それが自分たちにも返ってきて、また自分たちの中にも問いや考えたくなることが生まれるような、共に学び合えるようなマルシェにしたい。そんな思いが込められています。
能登の食材を使ったラーメンやお菓子の提供や、能登のキリコの再現、能登の砂浜から作ったガラス細工の展示など、当日に向けて子どもたちは様々な準備を進めていますが、きっとマルシェにお越しいただいた皆さんと一番共有したいのは、探究する中で見つけた発見や葛藤を含めた学びのプロセスだと思います。ぜひ、会場に遊びに来ていただき、子どもたちの学びのアウトプットを共に味わいましょう。