イベント 2018年5月19日

第1期「風越コラボ」申込受付開始

2018年5月19日

2018年度第1期風越コラボは定員に達したため申込を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。第2期募集についてはメルマガでご案内いたします。(追記 2018年5月19日)

2018年度第1期「風越コラボ」で、ともに探究しあう仲間を募集します。

私たちは、すべての子どもの<自由>に生きるための力を育むと同時に、<自由の相互承認>の感度を育むための学校をつくりたいと考えています。より多くの人が「自由だ、幸せだ」という実感をもって生きられる社会が私たちの理想です。しかし、そうした社会は私たちの学校づくりだけでは実現しがたく、多様な人たちとの連携やコラボレーションが必要だと感じています。

「風越コラボ」は、【一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)】です。

岩瀬が苫野の唱える公教育の原理に出会い、その「原理のメガネ」をかけて自身の現場や実践をながめなおしたとき、「これは原理に繋がる種として育てていけそうだ」、「このうまくいかなさは捉え直しができるかもしれない」など、目の前の実践の見え方や価値が変わる経験をしました。原理と実践、どちらか一方だけでなく、両方を往還することで、どちらも深まる手応えがあります。風越コラボでは、まず原理を自身のものにするために、公教育の原理、〈自由〉と〈自由の相互承認〉について、じっくり向き合い、深めます。個々人にとっての納得解なのかを吟味したうえで、毎回ゲストの研究や実践のお話を聞いたり、実践を持ち寄ったり、仲間の探究したいテーマや問いについて考えを交わし合ったりすることを通じて、自身と、取り組む実践の場の変化を共に探る場とします。

対象:

  • 子どもや教育に関わる働きをしている方。
  • 4回通じて、ご参加いただける方で、探究したい問いやテーマの仮説がある方。また、仲間の探究したいテーマに貢献する意思のある方。
  • 同じ組織やプロジェクト内での変革を促すために、チームでのご参加を歓迎します。

参加費:60,000円(チーム参加の場合、2人目は40,000円となります。以下の備考欄をご確認ください。)
定員:50名
申込受付開始:2018年5月19日(土)正午(先着順)
日程:

第1回 2018年6月30日(土)10時〜17時(時間は予定です)
 テーマ:<自由>と<自由の相互承認>の感度を育むことが、本当に教育の原理なのか?
 話し手:苫野一徳(哲学者・教育学者/熊本大学教育学部 准教授)
第2回 2018年8月25日(土)10時〜17時(時間は予定です)
 テーマ:<同じ>から<違う>、<分ける>から<混ぜる>とはどういうことか?
 話し手:赤木和重(神戸大学大学院人間発達環境学研究科 准教授)
第3回 2018年10月21日(日)10時〜17時(時間は予定です)
 テーマ:「なにか」(参加者の関心のある探究領域をもとに、今後検討します)
第4回 2018年12月16日(日)10時〜17時(時間は予定です)
 テーマ:「なにか」(参加者の関心のある探究領域をもとに、今後検討します)

実施場所:いずれも東京都内を予定しています。会場については、参加が決まった方たちにご案内いたします。
備考:

  • 岩瀬と苫野は、全回に参加してともに探究します。
  • 当日の場づくりは、古瀬正也さん(古瀬ワークショップデザイン事務所)と寺中祥吾さん(流通経済大学スポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科 助教)の2名によるコ・ファシリテーションです。
  • 期間中、実践の試行錯誤や探究の深まりを支えるため、オンラインコミュニティなどの仕組みを検討しています。
  • 事前に読んできていただきたい書籍がいくつかあります。追って参加者にご案内します。
  • キックオフイベントでは、申込に間に合わなかった!という声を多くいただきましたので、今回は予告のうえで、5月19日(土)正午よりお申込みを受け付けます。2018年度第1期風越コラボは定員に達したため申込を締め切りました。追記 2018年5月19日)
  • お申込時には、参加にあたってのねらいや、今の実践についてご記入いただきます。
  • チーム参加について:予算の関係上、チーム割引は10名を上限とさせていただきます。チーム全員の申込を受けて参加決定となります。組織やプロジェクト内の変革を目的としているため、友人関係には適用されません。3人以上のチームでご参加をご希望の方は、一度事務局までお問い合わせください。
  • 参加費の学割設定はありません。

 

ともに探究を楽しみましょう。