2019年6月18日

第26号(2019年6月19日発行)

2019年6月18日

5/24〜26に学校づくり途中経過報告会を開催しました。
この場でお話した授業料等減免制度(予定)についても、Webページを更新しています。

6/3〜軽井沢町・御代田町在住の方たちの風越ワークショップの申込み受付中です。それ以外の地域にお住まいの方は、6/23(日)からお申込みを受け付けますので、もうしばらくお待ち下さい。

かぜのーと 第26号(2019年6月19日発行)
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【1】「プロセスをよく観る・よく聴く」岩瀬 直樹
【2】スタッフインタビュー 澤田 英輔
【3】こらぼジャーナル(8)甲斐崎 博史
【4】かぜあそびレポート(2)三輪 ひかり
【5】軽井沢西部小学校との連携が始まりました
【6】スタッフインタビュー 井上 太智
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【1】「プロセスをよく観る・よく聴く」岩瀬 直樹
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あっという間に6月。4月に起きたことが、ものすごく昔のように感じます。
4月に20名近いスタッフを迎えるにあたって、3月に甲斐崎と一緒に「風越ベース」をつくりました。これは、何を足掛かりにしてカリキュラムを考えていくかの大枠のようなものです。あれこれ盛り込むのはぐっとこらえて、具体的なことはスタッフが決められるように、ここだけは共有したいという土台の部分だけに留めました。

僕たちがやろうとしていることには正解がないし、どういうかたちがいいか誰にもわからない。そんな中で学校をつくるには、スタッフ自身がつくり手になるということが決定的に重要で、試行錯誤してつくる、つくったものを改良したり壊したりして、さらにより良いものをつくる、というサイクルをたくさん回したいと考えたからです。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/4115/

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【2】スタッフインタビュー 澤田 英輔
   「僕の中にいる、”ふたり”の自分」
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東京にある中高一貫校で国語(現代文)の教員として15年の経験を持つ澤田英輔(通称:あすこま)。2019年4月から軽井沢風越学園設立準備財団に仲間入りしました。
「風越にきた意味があったなと実感できるのはきっと10年後くらいだと思う」
ー飾ることなく、そう自分の気持ちをまっすぐに表現する澤田。
いま何を考え、どのように過去を振り返り、どんなこれからを思い描くのか。じっくり話を聞いてみました。

ー 軽井沢風越学園設立準備財団にきて1ヶ月半(インタビューをしたのは5月中旬)が経ちましたね。いま何を感じていますか?

自分のなかに、“ふたりの自分”がいることを感じています。
一人は、教科のアカデミズム重視の自分。 もう一人は、こどもに寄り添うことの大切さを感じている自分です。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/4106/

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【3】こらぼジャーナル(8)甲斐崎 博史
   「裏・お菓子の家を作りたい!」〜協同から生まれるもの〜
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こらぼジャーナル(7)はお楽しみいただけましたでしょうか。「〜したい」から生まれる探究ってパワーありますよね。

さて、今回のこらぼジャーナルは、協同探究である「お菓子の家を作りたい!!」の裏側で起こっていたある部分に焦点を当てたいと思います。当初は同じ文章の中に書いていたのですが、あまりにも焦点が違いすぎて、あっち行ったりこっち行ったりで書くのが大変で、こりゃあ、たぶん読むのも大変だろうなぁと思い、「裏・お菓子の家を作りたい!!」という形でまとめることにしました。

探究のメインの活動であるお菓子の家作りについては、前回のこらぼジャーナルを参照してください。ここでは、別視点での子どもたちの様子やふり返りなどをご紹介します。

ではでは、お菓子の家作りの第2幕のはじまりはじまり〜(^ ^)

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/kj/4051/

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【4】かぜあそびレポート(2)
   「自分と他者をいろんな角度から知っていく5月」
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2〜5歳まで27人の子どもたちが毎日通う認可外保育施設「かぜあそび」がはじまって、二ヶ月。

「あ、“はやとくん” がきたよ」
「きょうは “ちか” おやすみだって」
「みてみて、“これ” たべられるんだよ」

月に一度かぜあそびにお邪魔するかぜのーと編集部のわたし(三輪)に、こどもたちが最初にかけてくれる一言にも変化があるように感じます。

こどもとこども、こどもと大人、こどもと環境ー。4月、さまざまな “あいだ” ではじまった関係性が、少しずつ深まりをみせ、その変化がこどもたちに「わたしやあの子はこんな人だよ」という発見や、「ここも自分(たち)の居場所だよ」という意識を芽吹かせているのかもしれません。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/4133/

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【5】軽井沢西部小学校との連携が始まりました
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今年度から軽井沢町立軽井沢西部小学校との連携が始まりました。西部小学校から石山れいかさんが2年間の予定で参画しています。日々、両校を行き来する石山さんから連携について感じていることをお聞きしました。

ー4月からこれまでと全く異なるメンバーで新しい仕事が始まりましたが、自分事として学校づくりにコミットしておられるように見えます。その原動力はなんでしょう。

ある日突然校長先生に呼ばれて連携の話を聞いて、驚きました。はじめは具体的なことは何もわからなくって。でもしんさん(本城)やごりさん(岩瀬)に話を聞いてみると、自分がこれまでずっと大事にしてきたことやこの先やりたいと思っていたことと、軽井沢風越学園がやろうとしていることは同じだなあと思ったんです。だから、イメージもすぐ湧いたし、ワクワクする気持ちが強くて。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/4147/

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【5】スタッフインタビュー 井上 太智
   「余白から生まれる遊びと学び」
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実験を中心に、生徒たちが興味をベースに自由に遊びながら学ぶ、そんな授業を、本人の言葉を借りれば「子どもたちと一緒につくって」きた井上太智。


東京の高校と中学校で理科の教員として10年間の経験を経て、2019年4月から軽井沢風越学園設立準備財団に仲間入りしました。
軽井沢に移って約1ヶ月。これまで歩いてきた道のり、いま見えている景色、そして今後の展望についてインタビューしました。

− 教師になりたいと思ったきっかけを聞かせてください。



中学で子どもたちに任せてくれる先生がいて、その頃から先生っていいなと思ってましたね。
中学2年のとき、サッカー仲間の3人で「よし、学校を変えよう」って生徒会に立候補したんです。僕は副会長で当選して、校則を変える経験をしました。

当時、ペットボトルは学校に持ってきちゃいけないってルールだったんだけど、「便利だよね」「夏とか凍らせて持ってこられるからいいよね」っていう意見が上がったから、僕たちで何とかしよっか、って。

でも、先生に談判しに行ったら、「ゴミ捨てて帰るからダメだよ」って言われた。
それで、試験的にペットボトルを持ってきてよしとする期間を設けて、毎日放課後にゴミ拾いしたんです。

続きはこちら>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/4160/


(あとがき)

学校づくり途中経過報告会を終えて、ほっと一息。
カリキュラムの検討を本格的に始めています。
自分たちだけでなく、たくさんの人たちの知恵を借りながら、
練り上げていきます。
開園・開校後に子どもたちと一緒につくる余地を残しつつ、
スタッフが事前にどの程度まで設計するか思案しています。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
ホームページ https://kazakoshi.ed.jp
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