2025年2月28日

第94号(2025年02月28日発行)

2025年2月28日

こんにちは、軽井沢風越学園です。

今週26日(水)は今年度最後のアウトプットデイ。
日常のプロセスが一同に現れるので、毎回の情報量が盛りだくさんですが今回はなお一層、加えて具体的なもの(成果物も途中のものも両方)の展示量が増えた気がします。
9年生がしっとり対話の場を開催する部屋の横を、3,4年生の祭りの神輿がわっしょいと通りすぎていくカオスな光景も、日常の延長でした。

かぜのーと 第94号(2025年02月28日発行)
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【1】『5年後のインタビュー』岩瀬 直樹
【2】『一人ひとりがつくり手であり続けられる組織に。』金子 尚矢
【3】『寄付者向けイベント「焚き火のつどい」レポート【2】』外崎 恵子
【4】 3/8(土)「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」上映会@軽井沢風越学園
【5】【400冊申込で出版決定】『マイプロノート』出版リクエスト投票を受付はじめます!
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【1】# わたしをつくる
   『5年後のインタビュー』岩瀬 直樹
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開校の年に、今9年生(当時5年生)のユキにインタビューしたことがある。

そのときには、「ユキはどんな感じ?」「ユキにとって風越ってどんな学校?」ということを聞いた。お互い開校の年にインタビューしたことはよく覚えていて、「ソファーのところで話したよね」「そうだったね、なつかしい」というような言葉をときどき交わしていた。

卒業を目前にひかえて、この5年間がユキにとってどんな時間だったのか、あらためて風越をどんな学校だと思うのかききたいなと思い、声をかけた。
そばにいたモミ(同じく9年生)にもまざってもらった。
本が大好きな2人。ライブラリーをバックにしてインタビューを開始した。

── 2020年にこのインタビューをやったのか、もう5年前だね。最初の質問は「風越が始まって10ヶ月経ったけど、今どんな感じ?」だったんだけど、同じことを聞いてみたい。5年経った今、どんな感じですか?

ユキ:本当にたくさんの人にお世話になりながら、なんとかここまでやってこられたなって日々感じるばかりです。

私自身はこの5年で、周りが見えるようになったかな。昔は自己中心的で「自分の意見が通らない場所なんてつまらない!」って思ってたけど、あこがれている人が誰かと話して相手を笑顔にさせているのをみて、「これを聞いた人はどう感じるのかな?」って考えるようになった。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/now/35447/

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【2】#スタッフインタビュー
   『一人ひとりがつくり手であり続けられる組織に。』金子 尚矢
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風越学園が開校する年がちょうど、うちの子どもが1年生になるタイミングで、一保護者として学校説明会に行っていたんです。子どもは隣町の御代田の保育園に通っていて友だちもいたので、御代田の学校に行きたいと結局そのまま公立の小学校に行く選択をしたんですけど、僕が面白い学校だなって思ったんですよね。それで、ご縁があれば事務局とか清掃のスタッフとかなんでもいいから入ってみたいなって思ったんです。

__ 前職は星野リゾートで総支配人だと聞きました。観光業界から学校へ、随分と大きなキャリアチェンジですね。

教育の仕事をしたいと思っていたわけではないんですけど、今まで人をマネジメントするような立場で仕事をしてきた中で感じていた「仕事の中でつくるを楽しむといういう経験をどんなふうにしたら作れるのか」という課題意識と、風越が大切にしていることが自分の中ではリンクして見えたんですよね。それで、子ども時代からつくり手として人が育つ場であり、そこに関わる大人もみんなつくり手であるという風越に自分も関わってみたいなと。開校3年目、人と組織を担当するスタッフの募集があったタイミングで応募して、2023年2月に参画しました。

__ 実際入ってみて、風越の「つくる」はどうジョセの目に映りましたか?

僕は職務上、子どもよりスタッフと関わることが多いんですけど、 一言で言うと、一人ひとりがつくり手になれているというか、つくり手であろうとし続けているのがすごいなと思っています。やっていることが複雑だし、誰かが決めてくれるわけでもないし、 子どもたちも本当に自由だし(笑)。でもその中でも前に進み続けているっていうのが、ものすごい職場だなと思いますね。この世の中にこんな組織なかなかないんじゃないかなっていう気がするぐらい。

__ 今、いわゆる人事と呼ばれる分野のことをメインでやっていると思うんですけど、ジョセ自身は自分の仕事をどう風越の中でつくっているのかもお聞きしたいです。

難しい質問ですね。自分はここでどういう存在なんだろうっていうのが、そもそもまだはっきりしていない感じがあって。つくるを楽しむという課題意識を持っていたという話をしたのに、僕自身はまだつくるを楽しむという境地に達していないんです。

仕事をどうつくっているかという話でいうと、僕が入った時って人事制度を作るという課題感で採用がかかっていたので、 ソフトとハードというところのハード的なアプローチで何かを良くしていくことが自分の仕事になるかなと思っていたんです。でも入ってみて、そういうハード面に手をつける以前のスタッフが発してるいろんなSOS、それは個人の抱えている難しさもそうだし、チームの状況としての難しさみたいなところをちゃんと受け止めて手を打っていきたいなと思いました。なので、当事者だけでは手を伸ばしきれない何かに手当てしていくっていうことを、この1年半ぐらいは一番意識を向けてやってきたかもしれない。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/staff_interview/35416/

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【3】#寄付レポート
   『寄付者向けイベント「焚き火のつどい」レポート【2】』
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2024年10月4日に開催された風越学園の寄付者向けイベント「焚き火のつどい」。このイベントは、寄付という形で学園を応援してくださっている方々へ、風越の現在地を味わっていただくために企画されました。
レポート前半は、こちらをご覧ください。>> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/34931/
この記事では、午後の部の様子をご紹介します。

昼食は、外のかまどで炊いた新米と季節のスープを食べて、ゆったりとした時間を過ごしました。
後半のはじまりは、9年生の子どもたち5名が企画と進行を担当。寄付者のみなさんと3〜4名ずつのグループに分かれ、以下の3つのテーマについて対話を深めました。

子ども時代に必要な経験って?
みんなが良いつくり手になるためには?
良い学校の姿って?
この場で子どもたちから話された言葉をいくつか紹介します。

続きはこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/dandan/35428/

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【4】# お知らせ/イベント
  3/8(土)「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」上映会@軽井沢風越学園
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全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者でありオーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースと日本国内、カリフォルニアへとおいしい革命の探究へと向かうドキュメンタリー映画「食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~」の上映会を軽井沢風越学園で開催します。

風越学園ではここ数年、森と循環する屋外の環境づくりに取り組んできました。水辺の生き物の生息域となる雨水を活用した小川をつくり、畑で育てた野菜を食べ、その野菜くずを堆肥化するコンポスト。森から出た薪をエネルギーに、ピザの焼けるアースオーブン、土から日干しレンガをつくってできた竈門など、子どもたちの「~したい」から一歩ずつ、多様な生き物と共にある暮らしの場をつくってきました。

また近隣地域には、循環や自然と共生しながら作物を育てる生産者さんがたくさんいます。私たちの暮らしと密接に関わる「食べること」を、映画を通じて考え直し、また地域の食材と出会える時間を一緒に過ごしたいです。軽井沢風越学園在籍の子ども・保護者だけでなく、どなたでもご興味ある方はご参加ください。
イベント詳細は、こちらから >> https://kazakoshi.ed.jp/news/event/35363/

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【5】# お知らせ/マイプロ
   【400冊申込で出版決定】『マイプロノート』出版リクエスト投票を受付はじめます!
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開校当初より風越学園で大切にされてきた、子どもたちの「やってみたい!」を真ん中に置いたプロジェクトの時間。2023年度に「マイプロジェクト」として再スタートする際に、活動の記録・ふりかえりのツールとして「マイプロのーと」を手渡し、子どもたちと共に使ってきました。1年間のお試し・改良期間を経て、2024年度はノート製本したものを作成。ノートであることで、年間の見通しが持ちやすくなったり、書けなかった日も含めてその日の状態を継続的に書き溜めることができました。

現在、2025年度に向けて、スタッフのプロジェクトチームがマイプロノートの改編を進めています。改訂版を制作するにあたり、風越学園の子どもたちに届けると同時に、広くみなさまにも手に取っていただきたく、出版のための投票を開始します!!ぜひ多くの先生方に手に取っていただき、風越の『マイプロノート』を叩き台にしながら各学校の実態に合わせて作り替えてもらえること、それらのノートが子どもたちのプロジェクトやそれを支える先生方をサポートしてくれることを願っています。また、使っている子どもたちの様子や「こんなふうに変えてみた!」というアイディアを、多くの先生方とやりとりできる来年度になることを楽しみにしています。

詳細はこちら >> https://kazakoshi.ed.jp/news/pr/35461/

 

(あとがき)

かぜのーとのこれからをどうするといいか、かれこれ1年くらいひっそり考えています。
スタッフ内で少しずつ話題にしていると、それぞれなりのかぜのーとの受け取りや価値があることを改めて知り、うれしくなったり力をもらったりしています。

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発行元 学校法人軽井沢風越学園
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