愛称「かるせんけん」と呼ばれている学習者中心の学びのための教師教育プログラムは、2022年度のプロトタイプ版の実施を経て、2023年度は長野県から派遣の教員2名と共に、より良いスクールベースの教師教育プログラムの開発に取り組んでいます。
探究的な学びのプロセスのデザイン、児童・生徒への関わりスキル、必要な教材研究、学習環境の設定などについての教師の力量形成する要素とそれらの融合について検討しています。軽井沢風越学園のフィールドでは、理論として学んだことを観察・実践・省察するサイクルを短く回すことができます。この環境をいかして、教師が実践者として力量を高めていく技術的熟達への道すじを明らかにすることに挑戦します。
2023年度プログラム
長野県からの派遣教員2名を迎えて、時間割を組みプログラム担当スタッフと学ぶ時間とフィールドに出て、テーマプロジェクトを観察・記録してラーニンググループのスタッフと振り返りをする時間というように過ごしています。理論と実践を往還できるスクールベースの価値が発揮されるような工夫を考えながらプログラム開発に取り組んでいます。