2018年10月17日

第18号(2018年10月17日発行)

2018年10月17日

こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。

今年の5月から「ミニミニ集会」と称して、軽井沢・御代田・佐久・小諸・上田で興味を持ってくださっている方が5人以上集まれば、学校づくりの途中経過をざっくばらんにお話しています。直近では、軽井沢のご自宅で8名の方たちとこたつを囲みながら、また佐久平交流センターには、20名ほどが集まっていただきました。

機会をつくってくださる方がいることがありがたく心強いのはもちろん、スタッフの業務外活動を通じて学校に興味を持ち、参加くださった方がいたことも嬉しい気持ちになりました。引き続き開催していきますので、ご希望の方はお問合せください。

かぜのーと 第18号(2018年10月17日発行)
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【1】11/12〜放課後まなび場「風越こらぼ」第2期がはじまります
【2】2019年4月スタート・認可外保育施設説明会 申し込み受付中
【3】子どもと一緒に読みたい本 No.11 『もりのへなそうる』
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【1】11/12〜放課後まなび場「風越こらぼ」第2期がはじまります
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軽井沢風越学園設立準備財団では、7月から小学校1~5年生を対象に放課後まなび場「風越こらぼ」を実施しています。第1期に参加した一人に、風越こらぼってどんな場所か質問してみました。

「とっても楽しい場所。本物の作家さんや大工さんになって、自分で一から目標を立ててやっていくところ。出版とかもある」。

第1期は、一人ひとりが何をどのように書くのか自分で決めて進める「作家の時間」から始まりました。ひとことで作品を書くと言っても、一人ひとりの書くプロセスは様々です。それぞれのスタイルで没頭して書いていく姿は、目を見張るものがありました。

夏休み明けからは、「作家の時間」に加え、子どもたち自身が自分のプロジェクトを考えて立ち上げることにしました。それぞれの興味・関心に合わせたおもしろいプロジェクトが生まれています。今できることの範囲から少し飛び出して、「これがやりたい。そのために、どうしたらいいんだろう?」と考えるところから、探究が深まっていくと私たちは考えています。

そこで、第2期は子どもたちから生まれたプロジェクトのうち、スタッフが子どもたちと一緒にもっとどっぷりとひたりたいプロジェクトをいくつか選び、提案することにしました。長期的に同じプロジェクトに関わることで、見通しをもって、チャレンジングな目標設定をすることができるのでは。また、失敗や成功を繰り返し、その積み重ねがさらなる目標設定を生み、自分で学び方をコントロールしながら、学び深めていくことができるかも。そして、同じことに興味・関心がある仲間と一緒に活動をすることで、協同の学びが起こりやすくなるかもしれない。より深い探究活動を促すために、また「こらぼ」の名前に込めた意味を体現すべく、スタッフ自身も探究と試行錯誤を積み重ねたいと考えています。

第2期から参加する人も、安心して参加できるようにスタートしますので、おもしろそう!やってみたい!と思うプロジェクトを選択し、チャレンジしてみてください。

なお、お申し込みの締め切りは11/5(月)です。

詳細はこちらから >> https://kazakoshi.ed.jp/news/event/3087/

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【2】2019年4月スタート・認可外保育施設説明会 申し込み受付中
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2019年4月から軽井沢風越学園設立準備財団として認可外保育施設の運営をスタートします。

以下のとおり、合計4回の説明会を軽井沢にて実施しますので、ご興味ある方は、ぜひご参加ください。お子様連れでのご参加も歓迎です。

・近隣市町村の方向け:10月28日(日)10時〜/11月7日(水)10時〜
・遠方の方向け:12月1日(土)13時〜/12月2日(日)13時〜

入園に際しては、説明会へのご参加を前提としております。説明会のご参加者にお申し込み方法をご案内し、12月中旬に受付〆切の予定です。

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【3】子どもと一緒に読みたい本 No.11
『もりのへなそうる』〜未知は好奇心の入り口
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とめどない好奇心がわきあがる、そしてそれをたっぷり満たす経験を、どれくらいの子がしているのだろう。

私にとって軽井沢で過ごすはじめての冬がやってくるのに怯えながら、あのまぶしい夏の日々を思い出しています。軽井沢での夏には、わくわくどきどきがつまっていました。とくに今でも鮮明に覚えているのは、低学年のサマースクール中に子どもたちと何度も何度も森を探検したこと。

サマースクール中に子どもたちと森へ行った回数は、10回以上(森の奥へ入るには、大人の付き添いが必要となっていたので、私が何度も引率したわけですが…)。子どもたちの目当ては、森に捨てられた古いキャンピングカー「ミステリーバス」。サマースクールの会場だった鳥井原の森をかき分けながらどんどん入っていくと、怪しげな雰囲気でそこに立っています。子どもたちは、そのバスを見に行くためにとにかく森に入りたがる。

正直、はじめのうちは不思議でしょうがなかったんです。子どもたちが、なんでそんなに何度も何度も森の中に入りたがるのか。

続きはこちらから >> https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/book/2701/

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(あとがき)

10月14日(日)に小学校高学年のサマースクール5日目を開催、ぶじに「風越山荘」が完成しました。同日には、幼児の体験会「かぜあそびの日」もおこなわれ、同じ森で小学生4,5年生と幼児が過ごしていました。スタッフが積極的に働きかけることもなかったので、小学生と幼児が混ざる場面はあまりありませんでしたが、お互いに存在は意識していた様子。

終了後、幼児のスタッフで焚き火を囲んで来年度に向けたミーティングをしました。正面はぽかぽかいい感じ、火にあたらない背中はすっかり凍える…。そんな季節になりました。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
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