2018年5月17日

第13号(2018年5月17日発行)

2018年5月17日

こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。

学校づくり途中経過報告会が、来週にせまってきました。軽井沢町内をはじめ近隣の様々な方たちが広報にご協力くださっているおかげで300人以上のお申込みがあり、皆さんにお会いできるのが楽しみです。まだお席に余裕がありますので、ぜひいらしてください。

かぜのーと 第13号(2018年5月17日発行)
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【1】ミニミニ集会のこと
【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.9
【3】5/19(土)「風越コラボ」申込受付開始
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【1】ミニミニ集会のこと
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学校づくり途中経過報告会に先立って<ミニミニ集会>という取り組みを少しずつ始めています。これまでに軽井沢町の不動産業界の皆さんと、よなよなエールで有名なヤッホーブルーイングの社員の方向けに2回実施しました。

私たちのほうからお訪ねして、途中経過の様子や考えていること、決まっていることと決まっていないことなどをお話し、皆さんからのご質問にお答えするような場です。お話することは毎回違うと思います。どんどん変化し、進化し、深化もします。まだまだ固まっていない今だからこそ、たくさんの地域の皆さんと共有していきたいと考えています。

軽井沢、御代田、佐久、小諸、上田で興味関心を持ってくださる方が5人くらい集まってくださればこちらからお訪ねします。事業所、子育てサークル、あるいは子どもの習い事の待ち時間などでもかまいません。開催場所がなければ、中軽井沢駅前の事務所を利用することも可能です。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.9
『一緒に冒険をする』
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『一緒に冒険をする』(著:西村佳哲、弘文堂)

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今回ご紹介する本は、どちらかというと大人向けではありますが、中学生くらいであれば楽しめるような気もします。もしかしたら、こんな大人たちがいるんだ!と新種の生き物を発見したような喜びが、あるかもしれません。

2015年に奈良の図書館でおこなわれたフォーラムで話された”9人の働き方・暮らし方・未知のものへ向かう楽しさのインタビュー”です。まだ学校をつくるつもりのなかった本城の2014年11月時点のインタビューも紹介されています。本を読んだスタッフが、心に響いた一編と、その理由をご紹介します。

「そもそも、生きていることは変わってゆくことなんだろう。仕事も生活も2度とないことばかりで、誰も同じところに留まっていない。準備が要らないわけじゃないし、ルートも考えるけど、働くことも暮らすことも冒険なのだとしたら、辿り着く先がわからなくても不安じゃないし、望まない出来事に見舞われても、誰のせいにも出来ないしする必要もない。」(p.253 あとがき)

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【3】5/19(土)「風越コラボ」申込受付開始
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2018年度第1期「風越コラボ」で、ともに探究しあう仲間を募集します。

私たちは、すべての子どもの<自由>に生きるための力を育むと同時に、<自由の相互承認>の感度を育むための学校をつくりたいと考えています。より多くの人が「自由だ、幸せだ」という実感をもって生きられる社会が私たちの理想です。しかし、そうした社会は私たちの学校づくりだけでは実現しがたく、多様な人たちとの連携やコラボレーションが必要だと感じています。

「風越コラボ」は、【一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)】です。

岩瀬が苫野の唱える公教育の原理に出会い、その「原理のメガネ」をかけて自身の現場や実践をながめなおしたとき、「これは原理に繋がる種として育てていけそうだ」、「このうまくいかなさは捉え直しができるかもしれない」など、目の前の実践の見え方や価値が変わる経験をしました。原理と実践、どちらか一方だけでなく、両方を往還をすることで、どちらも深まる手応えがあります。風越コラボでは、まず原理を自身のものにするために、公教育の原理、〈自由〉と〈自由の相互承認〉について、じっくり向き合い、深めます。個々人にとっての納得解なのかを吟味したうえで、毎回ゲストの研究や実践のお話を聞いたり、実践を持ち寄ったり、仲間の探究したいテーマや問いについて考えを交わし合ったりすることを通じて、自身と、取り組む実践の場の変化を共に探る場とします。

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(あとがき)

いよいよ学校建設予定地の造成工事が始まりました。昨冬から浅間自然環境事務所の協力を得て、敷地の自然環境調査を継続的に行なっていますが、春の調査では近くに流れる小川にヤマメの稚魚やカワゲラ等の水中昆虫が確認されたようです。この小川は、子どもたちの川遊びにもちょうどよさそうで、小川の水が滲み出ているところは、自分たちで湿地や池にしてカエルやトンボの産卵場所をつくり、生き物の住処にするのはどうかという案もでています。地域の皆さんと一緒に、ビオトープづくりをするのも楽しそうです。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
ホームページ https://kazakoshi.ed.jp
メールアドレス info@kazakoshi.jp
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