2018年3月20日

第11号(2018年3月20日発行)

2018年3月20日

こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。

先月ご案内した「かぜあそびの日」は、おかげさまで2週間ほどで定員に達したためお申込みを締め切りました。キャンセル待ちの受け付けはいたしません。軽井沢町内や近隣市町村からはもちろん、遠方からも、予想を超えた沢山の方にお申込みいただきました。子どもたち同士、また大人と子どもの間にどんな関係性が生まれていくか、私たちも楽しみです。

なお、9月以降のかぜあそびの日のご案内は7月頃、小学生向けのサマースクールのご案内は5月頃の予定です。

かぜのーと 第11号(2018年3月20日発行)
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【1】5月25,26日(金・土)学校づくり途中経過報告会開催のお知らせ
【2】4月28日(土)「風越コラボ」キックオフイベント開催
【3】近況のご報告
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【1】5月25,26日(金・土)学校づくり途中経過報告会開催のお知らせ
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5月25日(金)と26日(土)に軽井沢中央公民館にて、軽井沢風越学園設立準備の途中経過についてご報告します。

・5月25日(金)10時〜12時/19時〜21時
・5月26日(土)10時〜12時

3回とも(ほぼ)同じ内容を予定しています。どなたでもご参加が可能です。お申込みの受け付けは、次号4月の「かぜのーと」でご案内しますのでご興味をお持ちの方は、まずはご予定の確認をお願いします。

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【2】「風越コラボ」キックオフイベント開催
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2018年度、「風越コラボ」を始めます。

「風越コラボ」は、一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)にしたいと考えています。子どもたち、実践者、研究者などが自由に行き交う港のような場所を目指し、まずは岩瀬と苫野が、実践する大人の集う場を開きます。

教員時代の岩瀬自身がこんな機会を望んでいたという互いの実践を持ち寄ってフィードバックし合う場を東京都内で6月〜12月(6/24、8/25、10/21、12/16の計4回 )に実施する予定です。そこで4月28日(土)に、キックオフイベントをおこないます。教育に興味・関心をお持ちの方は、どなたでもご参加ください。大学生・大学院生も歓迎です。

今年1月におこなった私たちのスタッフ合宿にて、アメリカの幼稚園から教職大学院が併設された学校、High Tech Highのドキュメンタリー『Most Likely To Succeed』を観ました。私たちがぼんやりと考えていた学校像の1つの見事な具体例であることに衝撃を受け、いくつもの問いや迷いが浮かんできました。それに対する一旦の解は、まだ見えていません。キックオフイベントでは、改めて皆さんと一緒にこのドキュメンタリーを見て、これからの学校・教育・社会について対話したいと考えています。その対話を通して、それぞれの現場での実践(実験)のための問いや探究テーマを持ち帰る機会になると嬉しいです。

『Most Likely To Succeed』予告編(実際の作品は日本語字幕つきです)

日時:2018年4月28日(土)10時〜16時半(9時45分受付開始)
場所:東京都立多摩図書館セミナールーム(JR中央線・武蔵野線西国分寺駅南口より徒歩7分)
https://www.library.metro.tokyo.jp/access/#tama
対象:教育に興味・関心をお持ちの方(教員に限らず、どなたでもご参加いただけます)
参加費:社会人8000円、学生3500円
定員:80名
締め切り:2018年4月18日(水)(先着順)

お申込はこちらから >>https://kazakoshi.ed.jp/news/event/2827/

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【3】近況のご報告
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軽井沢風越学園の建設予定地。地元のおじいさんに教えてもらった話では、昔はここに馬を連れてきて、草を食べさせたりしていたそうです。軽井沢も少しずつ便利になり、長野新幹線の工事が始まった時に、工事で出される土砂をこの場所に持ってきて一部が平らになりました。そしてその後、別荘地として分譲計画があり、きれいに整地された後、10年以上放置されて、少しずつ自然が戻ってきて、今の姿になっています。

さまざまな木や草があり、花が咲き、たくさんの鳥や動物、昆虫が生活している場所です。西側には小さな川も流れています。予定地ではすでに貴重種である植物や鳥類が確認されています。

そういう場所に、ある程度の規模の建物を建て、300人以上の子どもと大人が学校生活を送ると、この豊かな自然環境も影響を受けることが容易に想像できます。学校を建設することでどのような影響がでるのか、それを最小限に抑えるためにはどのような方法があるのか。そういったことの検討の基礎資料とするために、現在、浅間自然環境事務所の協力を得て、建設予定地の自然環境調査をしています。この調査結果を今後の環境活用方針に活かし、保全方針を検討していく予定です。

4月から、5名のスタッフが軽井沢で勤務をスタートします。熊本、島根、新潟、埼玉、東京からの引っ越しです。このメンバーを中心に子どもたちとの「風越コラボ」など、町内での取り組みを少しずつ増やしていきます。これで本城を含む8名が軽井沢で、岩瀬を含む3人が埼玉・東京で設立準備に取り組むこととなります。残りのスタッフは来春に参画予定です。

設立スタッフ追加募集の〆切3月31日(15時まで)が近づいてきました。中学校社会・中学校数学・幼稚園教諭・養護教諭の資格をお持ちで私たちの取り組みに興味を持ってくださっている方は、ホームページで詳細をご確認のうえ、ぜひチャレンジください。

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(あとがき)
直接会う機会が限られるスタッフも多いので、月2回、平日夜にWebミーティングをしています。何かを決めたり話し合ったりするというよりは、ざっくばらんに話しながら、お互いのことを知る時間。「風越ラジオ」として、2名が持ち回りでパーソナリティをつとめます。前回は、リスナーからパーソナリティへの何でも人生相談、これがおもしろかった!
”抽象と具体”、”遊びと学び”の間を行ったり来たりしながら進めています。
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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
ホームページ https://kazakoshi.ed.jp
メールアドレス info@kazakoshi.jp
#配信停止については、ホームページのお問い合わせからお知らせください。